東京五輪・パラリンピックの赤字負担 年末年始に協議へ

東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は9月28日、赤字が見込まれる大会収支の負担協議について、「年末年始にかけて議論が煮詰まっていく」との見通しを明らかにした。「開催の是非」の議論にまで及んだコロナ禍のもとでの開催だっただけに、大半の会場を前代未聞の無観客としたため、組織委員会は数百億円規模の赤字が計上されたとみられている。