大阪市や南海電鉄は11月23日、ミナミの玄関口ともなっている南海なんば駅周辺を歩行者天国にして、2025年の大阪・関西万博に向け、ウィズコロナ・アフターコロナ利便性や影響を調べる社会実験を始めた。
南海難なんば駅の北側にある「駅前広場」周辺の道路およそ100mを終日、歩行者天国にしている。ふだんはタクシーが待機しているロータリーには、多くのベンチが設置され、近くの劇場のチケットを割引価格で買える店も出ていた。
この社会実験は12月2日まで10日間行われる。大阪市は利便性や交通への影響などを調べたうえで、将来的にカフェを設置するなど歩行者にとって魅力的な空間にしていく方針。