TOTO 100億円投じベトナム・ビンフック省に水栓金具工場

TOTO(本社:北九州市小倉北区)は12月1日、約100億円を投じベトナム北部のビンフック省に洗面台や浴槽に設置する水栓金具工場を建設すると発表した。同社の現地法人が2022年1月に着工し、2024年3月に稼働する予定。生産能力は120万個。稼働後は、海外における水栓金具の生産能力が約40%増える。
新工場の敷地面積は約10万㎡。手動水栓と手をかざすだけで水が流れる自動水栓の両方を製造する。出荷先は中国や米国など海外を想定。電力は太陽光発電など再生可能エネルギーを活用する。新型コロナウイルス禍で手洗いなど衛生意識が高まる中、世界的な水栓金具の需要増加に対応する。