日本漢字能力検定協会(京都市東山区)は12月13日、一年の世相を表す2021年の「今年の漢字」に「金」を選び、京都市東山区の清水寺で発表した。同協会によると、東京五輪で日本人選手が多数の「金」メダルを獲得したことや、大谷翔平選手が大リーグでMVPなど多数の栄誉に輝いたこと、将棋の藤井聡太さんが最年少四冠達成など各界で「金」字塔を打ち立てたことを挙げている。今年の漢字に「金」が選ばれたのは2000年、2012年、2016年に続き4回目。
今年の応募22万3,000通余りのうち、最も多かったのが「金」だったが、2番目に多かったのは「輪」で、「金」との票差は過去最も少ない118票だった。