国連総会 2/28に特別会合 安保理の機能不全受け

国連の安全保障理事会は2月27日、ロシアによる軍事侵攻をめぐり、国連総会の緊急特別会合を開くための決議を採択した。ロシアの拒否権発動による安保理の機能不全に対応した措置で、28日から開く。米国などが主導し、侵攻を非難する総会決議の採択を目指す。
総会決議に法的拘束力はないが、安保理と異なり拒否権の制度はない。国際社会の総意を示し、ロシアの孤立を印象付けるのが狙い。