大阪府の吉村知事は7月22日、新型コロナウイルスの感染者の急拡大で今後、重症化リスクの高い高齢者などに限定して、何らかの行動制限を要請する可能性があるとの認識を示した。感染の急拡大により、大阪府内の7月22日時点の軽症・中等症病床の使用率は49.2%で1週間前と比べ14ポイント以上上昇している。
こうした状況を踏まえ、6段階ある病床の確保計画を最も高いフェーズに引き上げ、8月4日から運用できるよう府内の医療機関に準備を要請した。これにより、軽症・中等症病床は、現在の運用病床より1,000床ほど多い4,000床余りを運用する方針。