四天王寺で「聖霊会舞楽大法要」雅の平安絵巻ほうふつ

四天王寺で「聖霊会舞楽大法要」雅の平安絵巻ほうふつ

大阪・四天王寺(大阪市天王寺区)で4月22日、毎年の恒例行事「聖霊会(しょうりょうえ)舞楽大法要」が執り行われた。同寺を創建した聖徳太子の命日(旧暦2月22日)にちなみ、毎年4月22日に行われる同法要。
同寺で約1400年の歴史を誇る重要な行事で、聖霊会の舞楽は重要無形民俗文化財にも指定されている。平安時代には都の貴族の四天王寺詣の楽しみだったとも伝わる。
当日は多くの観覧客が見守る中、重要文化財の石舞台で四天王寺-山衆僧による聖徳太子を称える声明で始まり、天王寺楽所による雅(みやび)で絢爛(けんらん)豪華な平安絵巻を彷彿(ほうふつ)させる舞楽が披露された。