国際刑事裁判所(ICC、本部所在地:オランダ・ハーグ、赤根智子所長)が、ICCの廃止を訴える米国のトランプ政権の新興国に対する圧力で、存続の危機を迎えている。グローバルサウス(新興・途上国)で脱退を表明する国が相次いでいるという。アフリカのチャド外務省は7月27日、ICCから脱退すると発表した。
ICCは戦争犯罪やジェノサイド(集団虐殺)などに関わった個人を裁く国際機関の一つ。「法の支配」を実現するための主要機関が機能不全に陥れば、国際社会の規範が一層低下しかねない。様々な国際法・秩序をやルール無視を行い、世界を混乱に陥れてきたトランプ米政権は、ここでも取り返しの利かない、大罪を犯していると言わざるを得ない。