福岡県政の”闇”またも露見 信頼回復の道筋は全く見えず

福岡県政の”闇”がまたも露見した。このこと自体は、まだわずかに組織の中に、あるいは内部関係者の中に普通の感覚のいることを裏付ける意味で、救われるのだが。その違法さにどっぷりと浸かった議員たちを、一日も早く白日の下にさらけ出してほしいものだ。
今回は、福岡県が県議の任意の集まりである議員連盟に対し、上限1,200万円の補助金を毎年度、予算計上していたことが分かった。関係者が明らかにした。これは30年以上前から続き、国内外を視察する旅費などに使われていた。議連はこれまでこのこと自体に全く疑念を持たず、運営されてきたのだから、この組織自体、腐りきっていると言わざるを得ない。
議会事務局は、会費での運営が基本となる議連の活動に、税金を充てるのは適当ではないと判断、本年度の支出を停止。補助金を廃止する方針を固めた。
福岡県議会では正副議長ポストに関する金銭授受疑惑に加え、県議の公式行事での高額な海外視察が批判されてきた。しかし先日、議員辞職を発表した福岡県議会の”ドン”蔵内元議長が、海外視察について、恐らくそうした認識があったからか「海外旅行はやめるつもりはない」と言明。側近に指摘されて「海外活動」と言い直しているほど。福岡県議を覆う、意識の低さは救いようがない。そんな水にどっぷり浸かってきた古参議員たちへの信頼回復など期待するだけムダだ。

タグ: