金も「米国離れ」透けるトランプ政権への不信感, 信頼喪失

欧州諸国の中央銀行が米国に保管している「金」を自国に戻そうとする動きが出ているという。この目的は、表向きは売買のしやすさなどとしているが、本音はトランプ世間への不信感、信頼喪失だ。
EU(欧州連合)は米国と協調しながらも、①ウクライナ軍事・経済支援の負担分担②事前に何の相談もなくトランプ政権が始めたイランとの戦争で、ホルムズ海峡がイランにより閉鎖される事態となると、中東原油に依存している各国に負担を求めるやり方に、EU首脳の間ではとても付き合いきれないとの思いは強い。これらが積もり積もって、自分勝手なトランプ氏に、場当たり的な施策のもとで振り回されるのはご免だというわけだ。
そんな米国・トランプ政権との関係が悪化した際、果たして米国に保管している金を引き揚げられるのか?そんな懸念が膨らみ、不安感がっているのだ。
米ニューヨーク・マンハッタンにあるニューヨーク連銀の巨大な地下金庫がある。ここには米国政府に加えて、各国の政府や中央銀行、国際機関が預けた金が保管されている。これらの金がトランプ政権の”暴走”が続けば、そして何かきっかけがあれば、日を追って動き出すことになるのではないか。

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