マレーシアで約3万人が盆踊り・交流の”輪”

マレーシアで約3万人が盆踊り・交流の”輪”

日本との交流促進を目的に、マレーシアで続いている恒例の盆踊り大会が9月20日夜、首都クアラルンプール近郊の競技場で開かれ、およそ3万人の市民が日本の伝統の踊りを楽しんだ。この催しは地元の日本人会などの主催で1976年から毎年開かれている。38回目となった今回は、あいにくの雨模様にもかかわらず、マレーシア人およそ3万人と現地にクラス日本人およそ2000人が参加した。NHK NEWS WEBが報じた。

会場の中央には紅白の櫓(やぐら)が設けられ、日本人学校の男子中学生が和太鼓の演奏を披露した。そして、浴衣姿の女子生徒たちが示す手本に合わせて、全員で「東京音頭」「花笠音頭」などを踊った。マレーシアの人たちは最初は見よう見まねだったが、踊り方を教えてもらいながら振り付けを覚え、やがて会場は一体となって踊りの”輪”が、そして交流の”輪”が広がっていった。