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今秋の御堂筋オータムパーティ中止へ 冬のイルミネーション実施

大阪府の吉村知事は6月3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、毎年秋に御堂筋を開放して行われるイベント「御堂筋オータムパーティ」を、今年は中止する方向で調整していることを明らかにした。また、秋から冬にかけて実施されるライトアップ、冬の風物詩ともなっている「御堂筋イルミネーション」は、コロナに打ち勝つ希望の光となるよう実施する意向を示した。
オータムパーティは毎年11月に御堂筋を通行止めにして行われるイベントで、昨年は著名アーティストによる路上ライブやファッションショー、ダンスショーなどが行われ、およそ40万人が参加している。

日本精密 第三者割当増資で2億円調達 ベトナム工場に充当

時計バンド・メガネフレームなどの製造・販売を手掛ける日本精密(本社:埼玉県川口市)は6月2日、新株式発行による第三者割当増資により資金調達を実施すると発表した。発行新株式数は252万5,300株。調達資金額はおよそ2億円。割当予定先キュロー。これによる資金はベトナム工場の運転資金等に充てられる。

塩野義製薬 新型コロナ抗体検出キットを研究用試薬として新発売

塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は6月3日、新型コロナウイルスⅠgG/ⅠgM抗体検出キットを、研究用試薬として新発売したと発表した。同キットは新型コロナウイルス感染症の診断やPCR検査前のスクリーニング検査としての使用ではなく、同ウイルス既感染者数の把握を目的とした疫学調査や研究などでの使用を念頭に置いている。

東大 ゲノム編集で新型コロナウイルス感染症の迅速診断法を開発

東京大学は6月3日、国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3を用いて、簡単かつ正確にウイルスRNAを検出する新しい手法を開発し、新型コロナウイルス感染症の迅速診断法を確立したと発表した。このCRISPR検査法は、PCR検査法とほぼ同等の高い検出感度を持ち、抗原検査法のように精密な機器を使わず、最短40分以内で検査できるという。

東洋紡 コロナウイルス検出キットを唾液も検体にできる仕様に変更

東洋紡(本社:大阪市北区)は6月2日、同社が4月13日より販売している新型コロナウイルス検出キットの仕様を変更したと発表した。これにより、同キットは鼻・喉奥の粘液に加え新たに唾液を検体として、新型コロナウイルスの検出が可能となる。なお、同キットは研究用試薬で、体外診断用医薬品としての承認・認証等は受けていない。

大阪観光局 MICE再開へコロナ念頭にガイドライン作成

大阪観光局はこのほど、「MICE(マイス)」と呼ばれる大規模な国際会議や展示会などの再開に向けて、新型コロナウイルス感染防止のガイドラインをまとめた。
これによると、①「3密」を防ぐため出入り口に加え、非常用の扉なども可能な限り開けて換気を行う②参加者同士の距離を1m以上保つため、入場制限を行う③対面での会話や商談の際はマスクの着用を義務付け、距離や座り方を工夫するよう促す-などを求めている。
このほか、外国人の受け入れが可能な病院を確認すること、可能な場合は会場に医師か看護師を常駐させること、使い捨てマスクを用意することなども盛り込まれている。

西村あさひ法律事務所 現地事務所と提携しリーガルサービス開始

西村あさひ法律事務所(本社:東京都千代田区)シンガポール事務所は、同国のベイフロント法律事務所と提携し、シンガポール法務局にライセンス申請し、「フォーマル・ロー・アライアンス」免許を取得。6月1日、シンガポール法に関するリーガルサービスを開始したと発表した。
フォーマル・ロー・アライアンスのライセンスは、シンガポールの現地法律事務所との提携により、単一のリーガルサービス・プロバイダーとして、シンガポール法のサービス提供を可能とさせるもので、日系の法律事務所がフォーマル・ロー・アライアンスのオペレーションを始めるのは初めて。

SRL 新型コロナの唾液のPCR検査を医療機関から受託開始

みらかホールディングス(本社:東京都新宿区)は6月2日、連結子会社エスアールエル(本社:東京都新宿区、以下、SRL)が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のPCR検査における検体種別に唾液を追加し、同日より医療機関からの受託を開始したと発表した。
同社グループは遺伝子検査法(リアルタイムRT-PCR法)を用いて検査を実施しており、グループのPCR検査のキャパシティは現時点で1日当たり約4,200件となる。

旭化成ファーマ 中国で排尿障害改善剤「フリバス」の新薬承認を取得

旭化成ファーマ(本社:東京都千代田区)は6月2日、中国で5月20日、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤「フリバス(R)」(一般名:ナフトピシル)の新薬承認を取得したと発表した。近年、中国でも高齢化の進展に伴い前立腺肥大症に伴う排尿障害患者数が増加しており、患者のQOL(生活の質)向上の観点から排尿障害の治療の重要性が増している。

中本パックス ベトナムの子会社設立手続き完了 21年3月稼働

グラビア印刷、ラミネート・コーティングによる諸資材を手掛ける中本パックス(本社:大阪市天王寺区)は6月2日、ベトナムで進めていた海外子会社の設立手続きが完了したと発表した。
同新会社「NAKAMOTO PACKS VIETNAM COMPANY LIMITED」(所在地:ベトナム・フエ省トアティエン チャンマイ工業団地)の資本金は400万米ドルで、中本パックスが全額出資する。5月28日設立され、2021年3月に稼働開始の予定。自動車用工業材、生活資材関連製品の製造・販売を手掛ける。