スタートトゥディ シンガポールのソフトウェア開発会社に出資
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥディ(本社:千葉市)は、子会社の投資ファンドSTV FUND,LP(Start Today Ventures)を通して、Pixibo Pte.Ltd.(以下、Pixibo社)に出資し、8月31日付で必要な手続きを完了したと発表した。
Pixibo社はシンガポールを拠点に、主にファッションEC企業へのサイジング提案ソフトウェア等の開発・提供を行っている企業。
興銀リース インドネシアのオートファイナンス事業会社を子会社化
興銀リース(本社:東京都港区)は8月30日、インドネシア現地法人の合弁パートナーで、同国でオートファイナンス事業を営むPT.VERENA MULTI FINANCE Tbk(以下、VMF)の発行の株式を取得し、連結子会社とすると発表した。VMFの63.63%にあたる36億1896万6754株を概算約39億4000万円で取得する予定。
VMFは、インドネシア大手商業銀行PT Bank Pan Indonesia Tbkを筆頭株主に持つインドネシア証券取引所の上場企業で、同国の主要都市でリテール向けを中心としたオートファイナンス事業を展開している。
東芝 インドネシアのBPPTと自立型水素システム普及へ協業の覚書
東芝エネルギーシステムズ(本社:川崎市幸区)は8月31日、インドネシア技術評価応用庁(BPPT)と自立型水素エネルギー供給システム「H2One」の同国内への普及に向けた協業に合意し、覚書を締結したと発表した。これに基づき、同国内へのH2Oneの普及に向けた技術・制度を検討し、2022年までに導入を目指す。
H2Oneは、同社独自の水素エネルギーマネジメントシステムにより、再生可能エネルギーと水素を活用して、電力を安定的に供給できるCO2フリーの自立型水素エネルギー供給システム。設置場所や用途に応じて、また天候に左右されずに安定的に電力を供給することができる分散型電源システムだ。
山九・神鋼環境S ベトナムの浄水場改善計画・ODA案件を受注
山九(本社:東京都中央区)は、神鋼環境ソリューション(本社:神戸市)と共同企業体を構成し、日本協力機構(JICA)による日本の政府開発援助(ODA)の無償資金協力案件「ハイフォン市アンズオン浄水場改善計画」について、ベトナム・ハイフォン市の水道事業者、Haiphong Water Joint Stock Company(以下、HPW)とこのほど請負契約を締結した。
アンズオン浄水場は、生活排水の水源への流入に起因する水質悪化などの課題を抱えている。今回の改善計画でこの問題が解消されることが期待されている。工事は2018年9月から2020年5月までの予定。この案件は山九初のODA案件の受注。
浅沼組 シンガポールの塗装・修繕会社を子会社化
浅沼組(本社:大阪市浪速区)は8月30日、シンガポールで建物外壁塗装・修繕工事を展開するSINGAPORE PAINTS&CONTRACTOR PTE.LTD.の株式を取得し子会社化すると発表した。
第1回目の株式譲渡日(予定)の2018年10月中旬に、発行済み株式の80%(40万株)を5億1600万円で取得し、第2回目の株式譲渡日(予定)の2023年10月に残りの20%(10万株)を取得する。
浅沼組が中期3カ年計画(2018年度~2020年度)で掲げる海外事業の強化、M&Aを含む新たな展開への取り組みとしてASEAN地域でのリニューアル事業展開の第一弾。