帝国データバンクのまとめによると、日本の上場アパレル企業23社のうち2020年3月の月次売上高で、既存店および全店で前年同月を上回ったのはわずか2社(構成比8.7%)のみで、21社(構成比91.3%)が下回った。
上回ったのは子ども服の西松屋チェーンとワーキングウエアのワークマンの2社。両社は独自の特色を持った衣料品および衣料品以外の取り扱いが業績に寄与した。
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リネットジャパンG アグリバディ社とカンボジア農村への金融サービスで提携
リネットジャパングループ(本社:名古屋市中村区)は4月13日、カンボジア子会社、チャムロン マイクロファイナンス(以下、チャムロン社)が、カンボジアやインドで小規模農家向けワンストップサービスを展開するアグリテックベンチャー、アグリバディ社(本社:香港)と、カンボジア農村における金融サービス提供に関する業務提携に合意したと発表した。
チャムロン社は、アグリバディ社が保有するカンボジア農家のデータへアクセスすることで、より精度の高い与信の提供が可能になる。これにより、中間業者の不当な価格つり上げが排除され、農家の所得向上につながることが期待される。
農業はカンボジアのGDPの約3分の1を占める基幹産業の一つ。全労働人口の約半数は農業に従事しているが、一方で貧困層の9割が農村部に集中しているのが現状。そして、農家の生計に関わる重要な課題の一つとして挙げられるのが、種や肥料など農業資材に関わるファイナンスの問題。