森永乳業「ビフィズス菌A1」がアルツハイマー病の発症抑える可能性
森永乳業(本社:東京都港区)は、病態モデル動物を用いた実験で「ビフィズス菌A1」に、アルツハイマー型認知症の発症を抑える可能性があることが分かったと発表した。
東京大学大学院農学生命科学研究科の阿部啓子特任教授、および地方独立行政法人、神奈川県立産業技術総合研究所との共同研究により分かったもの。ビフィズス菌A1を摂取することにより、空間認識力および学習・記憶能力の改善が確認されたとしている。
ヤマトHD「インドネシアヤマト・フォワーディング」設立
ヤマトホールディングス(本社:東京都中央区)傘下のインドネシア現地法人PT.Yamato Indonesia(本社:ジャカルタ、以下、インドネシアヤマト)とPT.Multisarana Bahteramandiri(本社:ブカシ、以下、PT.MB)は、インドネシアで合弁会社「PT.Yamato Indonesia Forwarding」(インドネシアヤマト・フォワーディング)を設立した。
新会社の資本金は200億ルピア(1億6800万円)で、出資比率はインドネシアヤマト67%、PT.MB33%。フォワーディング事業および海外・国内引越事業を手掛ける。2月下旬から営業開始の予定。
東京都練馬区が高齢者対象の「在宅生活あんしん事業」
東京都練馬区は4月から、高齢者を対象に配食や緊急時の自宅への駆け付けなどのサービスを一括して提供する新事業「高齢者在宅生活あんしん事業」を始める。
単身や夫婦のみの高齢者1500世帯を、希望者から申し込みを受け付け、支援する。従来、これらは個別に実施していたが、今回サービスをまとめることで利用者の利便性を高める。配食は週3回で、この業務を受託した事業者が宅配の際、利用高齢者の異変を察知した場合には、緊急通報する。
また、練馬区は4月から、認知症患者を中心に高齢世帯への戸別訪問も始める。社会福祉士などの資格を持つ訪問支援員50人を確保している。