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米国の新型コロナ死者数2万人超えで世界最多に イタリア上回る

米国ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、新型コロナウイルス感染症による米国の死者が4月11日、2万人を超え、イタリアの1万9,468人を上回り世界最多となった。世界全体の死者数は約10万8,000人で、その2割を米国が占める。なお、世界全体の感染者数は176万人で、このうち米国は約53万人で最多。

日産自 3メガバンクと政策投資銀に5,000億円の融資枠要請

日産自動車がみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の3メガバンクと日本政策投資銀行に合計5,000億円規模の融資枠の設定を要請したことが分かった。欧米を含めた世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で販売が急減し、同社の欧米の各工場は全面停止している。さらに今後の感染拡大およびその被害に、終息の兆しが全く見えないため、機動的に資金を確保できるようにする。

テリロジー ベトナム・ハノイテレコム系のVNCS社と合弁

IT製品、ソフトウエアの輸入販売などを手掛けるテリロジー(東京本社:東京都千代田区)は4月9日、ベトナムの通信事業者、ハノイ・テレコム社の子会社のセキュリティ関連機器ディストリビューター、VIET NAM CYBERSPACE SECURITY TECHNOLOGY JOINT STOCK COMPANY(本社:ベトナム・ハノイ、以下、VNCS社)と、業務提携に基づきベトナムで合弁会社を設立したと発表した。
VNCS社がセキュリティサービス&ソリューション事業を目的とする新会社「VNCS Global Solution Technology社」を設立し、VNCS社の一部の資産や商権を新会社に移管した後、テリロジーが新会社の第三者割当増資を引き受ける。新会社の資本金は125億ベトナムドン(約6,000万円)で、出資比率はテリロジー20%、VNCS社ほかベトナム側80%。2月26日に設立した。初年度売上高100万米ドル(約1億円)を見込む。

緊急の無利子貸付制度 4/4まで1万3,600件余に総額22.7億円支給決定

日本の厚生労働省によると、新型コロナウイルスの影響で休業などにより収入が減った人などに無利子で最大20万円貸し付ける制度に対し、3月25日から4月4日までにおよそ1万8,900件の申請があった。このうち支給が決定したのは1万3,686件で、総額22億7,000万円に上る。
また、従業員の雇用を維持するための「雇用調整助成金」について、厚労省は4月13日から申請書類の記載を半分に減らし、手続きを簡略化すると発表した。申請から支給までの期間も、これまでの2か月から1カ月に短縮する。

「無印良品」4/11・12は10都府県に拡大し国内244店舗を臨時休業

「無印良品」を展開する良品計画(本社:東京都豊島区)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休業店舗の拡大を発表した。4月9日発表した国内223店舗に加え、4月11・12日の土日は緊急事態宣言対象の7都府県中心に、10都府県で計244店舗を休業する。緊急事態宣言対象の7都府県に宮城、茨城、愛知の3県が加わる。

新型コロナによる死者は世界で10万人超え 感染者168万人

米国ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、4月10日(日本時間4月11日)時点で、新型コロナウイルス感染症による世界の死者数が約10万8,000人となった。国別ではイタリアが最多の約1万9,000人で、米国が約1万8,000人で続き、スペイン(約1万6,000人)を抜き世界2位となった。感染者数は世界で約168万人に達した。中でも米国はニューヨークを中心に急増し49万人に上り、世界全体の約3割を占めるに至っている。

島津製作所 4/20より所要時間半分の新型コロナ検出試薬キット発売

島津製作所(本社:京都市中京区)は4月10日、かねてより開発を進めていた「新型コロナウイルス検出試薬キット」を4月20日より発売すると発表した。当面は国内のみの販売となるが5月以降、海外輸出も視野に入れて準備を進める。
同キットの使用により、RNAの抽出・精製工程が省けるため、検査に要する人手を大幅に削減でき、かつ2時間以上かかっていたPCR検査の全工程を、従来の半分の1時間半以内で行えるという。

富士フィルム 米国で「アビガン錠」の新型コロナ患者対象の臨床開始

富士フィルムは4月9日、米国で急増する新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の患者を対象とした抗インフルエンザウイルス薬「アビガン(R)錠」(一般名:ファビピラビル)の臨床第Ⅱ相試験を開始すると発表した。米国の病院・大学など3施設での臨床試験を実施する。
アビガンは、日本国内で抗インフルエンザウイルス薬として製造販売承認を取得している薬剤。そして、すでに3月末に子会社の富士フィルム富山化学で、COVID-19患者を対象とした臨床試験を日本国内で開始している。

ディップ ベトナムのFPTソフトウエアとRPA分野で業務提携

求人サイトのディップ(本社:東京都港区)は4月7日、FPTソフトウエア(本社:ベトナム・ハノイ)と、ディップが提供するRPA「コボット」の開発強化を目的に業務提携すると発表した。FPTソフトウエアは、東南アジアのITサービスやデジタル変革領域におけるテクノロジーパイオニア企業で、RPAに関する500名を超える豊富なエンジニアをグローバルで擁し、高い技術ノウハウを持つ。

HIS 全国の店舗を臨時休業6,000人を自宅待機 旅行各社も休業

旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は4月8日から5月6日まで、全国の263店舗を臨時休業とし、これに合わせほぼ全社員にあたる約6,000人を自宅待機とすることを明らかにした。新型コロナウイルスの感染核を防ぐため。給与は全額支払うという。
なお旅行業界では、緊急事態宣言が発令された7都府県でJTBが232店舗、近畿日本ツーリストが68店舗をそれぞれ5月6日まで原則臨時休業とする予定。