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ナブテスコ タイに東南アのアフターサービス拠点

ナブテスコ タイに東南アのアフターサービス拠点

ナブテスコ(本社:東京都千代田区)の連結子会社で主に販売・アフターサービス事業を手掛けるナブテスコサービス(本社:東京都品川区)は、タイにナブテスコグループ100%出資による現地法人Nabtesco Service Southeast Asia Co.,Ltdを設立した。
新会社は、これまで日本で培ってきた鉄道事業者へのアフターサービス事業の経験を活かし、東南アジア各国の鉄道事業者に対する技術支援やメンテナンス部品供給を通じ、同地域での鉄道インフラ整備に寄与することを目指す。新会社の資本金は1500万タイバーツ。従業員数は10名。

鉄建建設 カンボジアでODA国道改修工事を受注

鉄建建設 カンボジアでODA国道改修工事を受注

鉄建建設(東京都千代田区)は、大有建設(名古屋市中区)と共同企業体を構成し、カンボジア公共事業運輸省発注の国道5号線改修事業を受注した。
この工事は国際協力機構(JICA)とカンボジアとの有償資金協力に基づき計画された日本ODA事業で、首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道5号線のバッタンバン~シソポン間において、既存の本線道路を改修するとともに、バッタンバン市街を迂回するバイパス道路を整備する。
これにより、カンボジアの基幹道路であり、アジアハイウェイ1号線および南部経済回廊の一部でもある国道5号線の輸送能力の増強および輸送効率の改善を図り、メコン地域の産業大動脈として機能することが期待されている。
今回の受注内容は、本線道路の改修(延長22.35㌔㍍)およびバイパス道路建設(延長23.92㌔㍍)で、総額89億円(契約日レート換算)。

ネアンデルタール人が食人 ベルギーの洞窟で証拠発見

ネアンデルタール人が食人 ベルギーの洞窟で証拠発見

AFP時事によると、ネアンデルタール人が馬やトナカイを食べるだけでなく、共食いもしていたことを示す証拠が、ベルギーのゴイエ洞窟群で発見された。
発見した研究チームによると、約4万年前に生きていた成人または若者4人と子供1人、新生児1人の人骨には内部の骨髄を取り出すために切断、粉砕された明確な痕跡があるという。ベルギー人考古学者のクリスティアン・カセイヤス氏は、ここで食人が行われていたことは、反論の余地がない-としている。
ゴイエ洞窟の人骨は、ネアンデルタール人が現生人類ホモ・サピエンスに取って代わられ、地球上で絶滅を迎えつつあったころの年代を示している。また、ネアンデルタールはホモ・サピエンスとも交配していた。
ネアンデルタール人による食人の事例はこれまで、スペインとフランスに存在した南欧のネアンデルタール人個体群でしか見つかっていなかった。

東レ タイで膜利用プロセスの実証へ三井製糖と合弁

東レ タイで膜利用プロセスの実証へ三井製糖と合弁

東レ(本社:東京都中央区)はこのほど、水処理分離膜技術とバイオ技術を融合した「膜利用バイオプロセス」の技術実証を行うため、三井製糖(本社:東京都中央区)との合弁会社をタイに設立することを決めた。
新会社「Cellulosic Biomass Technology Co.,Ltd.」(本社:バンコク市、事業所:ウドンタニ県)の資本金は6億8000万バーツ、出資比率は東レグループ67%、三井製糖33%。
これは製糖工場で発生する余剰バガスを原料として、各種バイオ化学品生産の共通原料となるセルロース糖を製造する実証事業を行もの。実証プラントの設備能力はバガス日産15㌧(乾燥重量)で、粉砕・前処理、酵素糖化、膜分離工程を経て、日産約4.2㌧のセルロース糖を製造する。
今回の取り組みはNEDO国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業に係る「余剰バガス原料からの省エネ型セルロース糖製造システム実証事業」について、セルロース糖製造システム普及の事業化検討を目的としている。

大型恐竜は卵のふ化に半年 遅いのが絶滅の一因か

大型恐竜は卵のふ化に半年 遅いのが絶滅の一因か

米国フロリダ州立大など研究チームの化石の詳細調査によると、恐竜の卵はふ化するまでに、大型種で半年、小型種でも3カ月はかかったとみられることが分かった。このふ化の期間の長さが、恐竜絶滅の一因になった可能性があるという。米科学アカデミー紀要電子版に発表された。
恐竜は爬虫類の仲間だが、小型恐竜から進化した鳥類の卵のふ化まで11~85日程度と早いため、これまで恐竜も早いとの見方があった。卵のふ化に時間がかかると、肉食獣に食べられたり、洪水や嵐に遭ったりする危険性が高まる。恐竜が約6500万年前の白亜紀末に絶滅したのは、ふ化が遅く、巨大隕石の衝突などで環境が急変する中、激しい生存競争に負けたことが理由の一つかも知れないという。
調査対象はカナダで見つかった大型草食恐竜パクロサウルスと、モンゴルで発見された小型草食恐竜プロトケラトプスの、卵からかえる直前の子の化石。卵の重さはそれぞれ約4㌔、194㌘だったとみられる。
研究チームは歯の成長に伴って残る年輪のような細かい線をX線コンピューター断層撮影(CT)などで分析し、ふ化までの期間を推定した。

さくらインターネット グローバル展開へ香港子会社

さくらインターネット グローバル展開へ香港子会社

インターネットのインフラサービスを提供するさくらインターネット(大阪市中央区)は、「さくらのIoTプラットフォーム」のグローバル展開のため、香港に子会社「櫻花移動電信有限公司」を設立した。さらに、同プラットフォームに海外でも接続可能な「さくらの通信モジュール」を2017年度中に提供する。
さくらのIoTプラットフォームは、データを送受信するための通信環境や、データの保存・処理に必要なシステムを一体型で利用できるサービス。新子会社の資本金は75万香港㌦。

静岡ガス シンガポール事務所を現地法人化

静岡ガス シンガポール事務所を現地法人化

静岡ガス(静岡市)は、1月3日付でシンガポール事務所を現地法人化し、100%子会社「SHIZUOKA GAS TRADING PTE.LTD.」として開業した。
同社はLNGトレーディングにおけるフロントオフィス業務を担い、LNG調達価格の更なる低減に向けて取り組んでいく。
また、グローバルな事業展開に対応できる人材育成の場としての機能を担うとともに、アジア太平洋地域における新規事業開拓拠点としての活動も一層強化していく。

世界遺産・下鴨神社で新春恒例の「蹴鞠初め」

世界遺産・下鴨神社で新春恒例「蹴鞠初め」

世界遺産に登録されている京都市の下鴨神社(左京区)の境内で1月4日、新春恒例の「蹴鞠初(けまりはじ)め」が行われた。
烏帽子(えぼし)、袴(はかま)を身に着けた「蹴鞠(しゅうきく)保存会」の会員が、鹿の革でつくった直径約20㌢、重さ約150㌘の白い鞠を、地面につかないように、さながらサッカーのリフティングのように蹴り合う。
勝敗はなく、キックの精度を競い合う。相手が受けやすいように蹴るのが上手とされる。参加メンバーらは「ヤア」「オウ」などと声を掛け合いながら、妙技を披露していた。

敗戦後初の帝国議会の天皇勅語の起草過程明らかに

敗戦後初の帝国議会の天皇勅語の起草過程明らかに

国立公文書館に保存されている資料から、1945年9月4日、戦後初の帝国議会開院式で昭和天皇が述べた勅語の起草過程が明らかになった。この資料は「第八十八回帝国議会開院式勅語案」で、第1案から第4案まである。
当時の東久邇宮稔彦(ひがしくにのみやなるひこ)首相らが検討を重ねた結果、第4案に初めて「平和国家ヲ確立」という表現が盛り込まれ、新たな国づくりの目標が掲げられることになった。これは、1945年8月15日の「終戦詔書」(玉音放送)に続く天皇による直接のメッセージで、「平和国家」という言葉はその後、日本社会に広く浸透していった。

住友倉庫 ベトナム子会社が国際規格ISO9001取得

住友倉庫 ベトナム子会社が国際規格ISO9001取得

住友倉庫(大阪市北区)の海外子会社Sumiso(Vietnam)Co.,Ltd.が品質保証の国際規格ISO9001の認証を取得した。
認定機関はANAB(ANSI=ASQ National Accreditation Board)、認定機関はBSI(British Standard Institution)、対象事業はフォワーディング事業、倉庫業。対象拠点はホーチミン本社。認証日は2016年12月5日。