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奈良・若草山で春呼ぶ山焼き 古都の夜空を焦がす

奈良・若草山で春呼ぶ山焼き 古都の夜空を焦がす

古都・奈良の恒例行事、若草山(奈良市)の山焼きが1月24日夜にあり、ふもとの奈良公園などに集まった観光客ら約19万人が山肌に広がる炎に見入っていた。山焼きに先立ち、約600発の花火が打ち上げられた後、山肌に散らばった地域の消防団員約300人がラッパの合図に合わせて一斉に着火。炎は煙を上げて広がり約33㌶を焼いた。

埼玉県 下水道処理支援でタイ公社に技術者派遣

埼玉県  下水道処理支援でタイ公社に技術者派遣

埼玉県下水道局は、タイ下水道公社のシラチャ処理場(チョンブリ県)へ技術者を派遣した。派遣日程は2月5日まで。支援内容は汚水流入量の管理方法と維持管理技術の現場指導等、グループワーク研修による課題抽出と対応策の指導。県下水道局は今後のサポートも視野に入れ、タイとの信頼関係を維持していくことで、将来の水ビジネスにつなげたいとしている。

ツタンカーメン王の「黄金のマスク」ずさん修理

ツタンカーメン王の「黄金のマスク」ずさん修理

エジプト考古学博物館でツタンカーメン王の「黄金のマスク」の付けひげ部分が2014年8月、清掃作業中に破損し、その場で修復されていたことが分かった。本来は専門施設での修復が必要だが、博物館の上層部がすぐ直すよう指示。石材などの接着に使う強力なエポキシ樹脂で接着されたため、顎部分と付けひげの間の隙間に黄色っぽい樹脂が見えるという。AP通信が報じた。

両国は戦略的パートナー ゴ商業相が安倍首相と会談

両国は戦略的パートナー  ゴ商業相が安倍首相と会談

来日中のインドネシアのゴーベル商業相は1月22日午前、首相官邸に安倍晋三首相を表敬訪問し、約15分間会談した。会談で両者は戦略的パートナーとして二国間関係を強化していくことを確認した。二国間関係についてゴーベル氏は「ジョコ大統領は戦略的パートナーとして日本との関係を重視しており、長年培われてきた両国の友好関係を一層発展させる意向」と説明し、日本を重視する姿勢であることを強調した。これに対し安倍氏は「貿易・投資の拡大および、ジョコ政権が掲げる海洋政策への協力を進展させたい」として、ジョコ大統領の訪日招待を伝えた。また、ゴーベル氏は4月下旬にインドネシアで開催予定の「アジア・アフリカ会議60周年記念行事」への招待を伝えるジョコ大統領からの親書を安倍氏に渡した。じゃかるた新聞が報じた。

証券取引法策定支援で日本・ミャンマーが覚書

証券取引法策定支援で日本・ミャンマーが覚書

日本の財務省は1月21日、ミャンマーの財務省と同国の証券取引法の策定を支援することで合意、覚書を交わしたと発表した。ミャンマーでは2015年内に証券取引所が開設される予定で、資本市場の形成が急務になっていることから、日本政府が支援することにした。財務省傘下の財務総合政策研究所の国際交流室がミャンマー財務省と覚書を締結した。覚書に基づき日本側は、専門家による組織を通じてミャンマー側に助言するほか、現地の担当者向けにセミナーを開く。ミャンマーの法令担当者の研修も実施する。

神奈川県 インド・タミルナド州と水道分野で覚書

神奈川県 インド・タミルナド州と水道分野で覚書

神奈川県の企業庁は1月20日、インド南部のタミルナド州都市研究所と水道分野における技術協力に関する覚書を締結した。人材育成を主な目的とし、同州の公衆衛生環境の向上に努める。2014年11月に神奈川県と同州で締結された、経済交流の促進にかかわる覚書に続き両者の交流深化を図る。州内では多くの自治体が十分な給水を確保できておらず、水道施設の整備や維持管理が課題となっている。最適な実習のため、自治体と県企業庁の職員を相互派遣する。NNAが報じた。

製造業に進出に期待 ゴーベル商業相ら関経連を表敬

製造業の進出に期待 ゴーベル商業相ら関経連を表敬

来日中のインドネシアのラフマット・ゴーベル商業相ら一行は1月19日、関西経済連合会(関経連)を表敬訪問、関経連企業と懇談した。松下関経連副会長のあいさつの後、安倍首相宛てジョコ大統領の親書を持参したゴーベル氏があいさつ。同氏は①未整備の東インドネシアを中心にインフラ整備(電力、道路、港湾など)を推進する②米・大豆・牛肉などの食料自給率の向上を目指す③海洋資源の開発を推進する–などと言明。このほか、5年以内に輸出3割増、1次産品以外を増やし、5年後には1次産品以外の輸出に占める割合を、現在とは逆の65%を目指すことなどの課題を挙げ、日本の「モノづくり」(製造業)の進出に期待感を示した。

この後、参加企業などから①中断状態にある、中部ジャワ火力発電所新設の土地収用問題の早期解決②金融規制が人的交流に悪影響をこれ以上及ぼさないよう配慮を求める③投資意欲に悪影響を与えかねない労働組合の過激な活動の回避を求める–などの要請が出された。

経済関係の一層の強化を 政財界トップと会談 ゴ商業相

経済関係の一層の強化を 政財界トップと会談 ゴ商業相

インドネシアのジョコ政権の閣僚の中で初めて日本訪問中のラフマット・ゴーベル商業相は1月20日、東京で宮沢洋一経済産業相、榊原定征・経団連会長らと相次ぎ会談した。一連の会談を通じて、同商業相はインドネシアと日本の経済協力関係の強化に向けた意見交換を行い、両国にとって有益な協力関係を一層強化していくことで合意した。宮沢経産相との会談でゴーベル氏は、ジョコ政権では5年先に7%の経済成長率を目指すほか、農業・漁業を振興し、砂糖などの国内自給化を達成したい考えを示した。

また同氏は、日本貿易振興機構(ジェトロ)の宮本聡・副理事長と会談した後、招かれた日本のインドネシア専門家らとともに、自ら席を用意された福田康夫・日本インドネシア協会会長と昼食。和やかに懇談した。

横穴墓から5~6世紀の大量副葬品 宮崎・えびの市

横穴墓から5~6世紀の大量副葬品 宮崎・えびの市

 宮崎えびの市教育委員会は1月19日、同市島内の「島内地下式横穴墓群」(5~6世紀ごろ)で、装飾された朝鮮半島製の「銀装円頭大刀」など武器、武具を中心とした大量の副葬品を納めた有力者の墓が見つかったと発表した。未盗掘で、繊維や革が多数残存するなどほぼ完全な状態で見つかっており、同市教委は極めて珍しい例としている。

墓は道路工事に伴う調査で2014年10月に見つかり、内部を調査していた。副葬品とともに男女とみられる2体の人骨が見つかった「玄室」は奥行き約2.25㍍、幅約3.1㍍、高さ94㌢、墓群約160墓の中で最大級で、大和政権からの甲冑が含まれ、朝鮮半島とも直接交流のあった有力首長の墓とみられている。

JBIC総裁 1/20 イ財務相らと第5回年次会合

JBIC総裁  1/20 イ財務相らと第5回年次会合

国際協力銀行(JBIC)の渡辺博史総裁は1月20日、インドネシアを訪れバンバン・ブロジェネゴロ財務相らと第5回財務政策対話年次会合を開く。JBICとインドネシア政府は2010年2月、年1回のペースで定期協議することで合意。JBICが支援するプロジェクトの課題やマクロ政策について話し合ってきた。2013年9月の第4回会合では、インフラ開発に関して両国の提携強化を確認している。