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日本鉄鋼連盟などが東南ア諸国の規格標準化を支援

日本鉄鋼連盟などが東南ア諸国の規格標準化を支援

日本の鉄鋼業が東南アジアで鉄鋼製品の標準化活動の支援に乗り出す。日本鉄鋼連盟は1月21日に東京都内で東南アジア各国の鉄鋼協会などと標準化に関する会合を立ち上げる。参加者はASEAN鉄鋼評議会(AISC)に加盟するインドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナムの6カ国。各国の鉄鋼協会幹部や政府関係者が参加し、日本からは経済産業省の担当者らも出席する予定。

日本は官民連携で、日本工業規格(JIS)をベースに各国の規格づくりを支援するとともに、2015年末の東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)の発足を見据えて、規格統一化やアジア発の国際標準化機構(ISO)への共同提案などを総合的に支援する。会合は21日から3日間東京都内で行われる。

アジア協会、国際交流人材育成を支援 月末にセミナー

アジア協会、国際交流人材育成を支援 月末にセミナー

アジア協会アジア友の会(JAFS、大阪市西区)は同会法人賛助会員や関西の中小企業を対象に国際貢献型グローバル人材育成支援サービスを始めた。JAFSが国際ボランティア活動で蓄積したノウハウや提携先のアジア18カ国64地域の現地団体の海外ネットワークを活用し国際貢献グローバル人材育成を支援する。当初は年に数回のセミナー(参加費3000円)&交流会(同5000円)を開催。また、提携先の現地視察や同会員との交流を計画している。1回目は1月30日14時から大阪市生涯学習センター(大阪市北区)でインドネシアビジネス支援セミナーを開く。

インドネシアの高校生20人が四日市で書道に挑戦

インドネシアの高校生20人が四日市で書道に挑戦

日本の文部科学省が今年度から始めた新事業「スーパーグローバルハイスクール」に指定されている三重県立四日市高校(四日市市)に1月16日、インドネシアのラブスクールジャカルタ高校の2年生20人が訪れ、授業に参加するなどして交流を深めた。

一行は12日に来日し、東京で首相官邸などを訪れた後、同校へ来校。この日はインドネシアの各生徒とペアを組む四日市高校の生徒20人が出迎え、体育など授業や剣道、茶道の部活動に一緒に参加したりした。インドネシアの生徒は書道にも挑戦。うちわに「涼」の字と、自分の名前をカタカナで書き入れた。生徒たちは四日市高校生宅にホームステイして、19日に帰国する。3月には四日市高校の生徒がインドネシアを訪れ、交流を重ねる。読売新聞電子版が報じた。

舒明天皇陵か蘇我蝦夷墓説 奈良・明日香村に巨大石溝

舒明天皇陵か蘇我蝦夷墓説  奈良・明日香村に巨大石溝

奈良県立橿原考古学研究所は1月15日、明日香村川原の丘陵地にある小山田遺跡で、様々な石で固めた巨大な溝(掘割)が見つかったと発表した。これまで全く知られていなかった遺構で、同研究所は7世紀中ごろに築かれた一辺50㍍以上の大型方墳の濠(ほり)とみている。古墳とすれば飛鳥時代(7世紀)最大級で、舒明(じょめい)天皇ら天皇(大王)陵や、天皇に並ぶ権力を振るった蘇我蝦夷(そがのえみし)の墓の可能性が指摘されている。

溝は2014年11月からの県立明日香養護学校の建て替え工事に伴う調査で見つかった。ほぼ東西方向に約48㍍が確認された。幅は最上部が約7㍍、底面が約3.9㍍。深さは残っている部分で約1㍍あった。北側の法(のり)面には40㌢大の石英閃緑(せんりょく)岩(花こう岩)がびっしりと張ら付けられ、底面には15~30㌢大の石英閃緑岩が敷き詰められていた。南側の法面は一辺数十㌢の方形に加工した板石(厚さ5~10㌢)が積まれていた。一番下に緑がかった結晶片岩が2段に、その上に赤みがかった室生(むろう)安山岩が階段状に8段積み上げられていた。溝を造成した時の土の中から6世紀後半の土器類、溝が埋没した時の流入土から7世紀後半の土器が出土。板石積みに用いられた石の種類からも7世紀中ごろの築造とみられるという。

一帯は飛鳥時代の古墳の集中地域。古墳とすれば、蘇我馬子の墓とする説が有力な石舞台古墳(明日香村、一辺約50㍍の方墳)を上回り、推古天皇陵とされる飛鳥時代最大の山田高塚古墳(大阪府太子町、長辺61㍍)にも匹敵する。現場は、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ、後の天智天皇)、藤原鎌足らが蘇我蝦夷・入鹿父子を滅ぼした「乙巳(いっし)の変」(大化の改新)の舞台とされる伝飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)跡から西約1㌔。

 

 

 

インドネシア関係者招き名所案内 岐阜県観光連盟

インドネシア関係者招き名所案内  岐阜県観光連盟

岐阜県観光連盟などはインドネシアからの誘客を目的に、同国の旅行会社やメディア関係者4人を招き東海地方の観光名所を案内。一行は1月12、13の両日、県内の観光地を巡り、郡上踊りや紙漉(す)きなどを体験した。「ビジット・ジャパン」事業の一環。同連盟と愛知県観光協会、浜松市などが協力し実施した。インドネシア人の日本旅行者向けの観光コースの設定に役立ててもらうのが狙い。

今回招いた4人は4泊5日の日程で12日に来日。中部国際空港から白川郷合掌造り集落(大野郡白川村)へと足を運び、下呂温泉(下呂市)に宿泊。13日は郡上市で郡上踊りを楽しみ、美濃市へ。美濃和紙の里会館でインドネシア語で説明を受け、紙すきを体験した。岐阜新聞電子版が報じた。

 

ジェトロがミャンマー・ダウェーに視察団派遣

ジェトロがミャンマー・ダウェーに視察団派遣

日本貿易振興機構(ジェトロ)は1月27~30日、ミャンマー南部のダウェーを訪れる視察団を組む。ダウェーはベトナムからミャンマーへ横断する道路網「南部経済回廊」の西の終着点に位置し、深海港や工業団地を整備する計画がある。2014年11月の日本・ミャンマー首脳会談でタイを含む3カ国で開発を協議することで合意。15年から協議が本格化することから、商社や建設、銀行など約30社とともに現地の可能性を探る。ジェトロがダウェー視察を組むのは初めて。

ゴーベル・イ商業相が訪日 宮沢経産相らと会談

ゴーベル・イ商業相が訪日 宮沢経産相らと会談

インドネシアのゴーベル商業相は1月19日から4日間の日程で日本を訪問する。日本滞在中、宮沢経済産業相はじめ、政界、財界関係者らとの会談や、インドネシアに投資している日本企業トップとの会談も組まれる予定。地元メディアなどが報じた。

みずほ銀行 インド・グジャラート州工業開発局と覚書

みずほ銀行 インド・グジャラート州工業開発局と覚書

みずほ銀行は1月13日、インドのグジャラート州工業開発局と1月11付で業務協力覚書を締結したと発表した。定期的な意見交換のほか、情報発信やセミナー開催などを通して日系企業の同州進出を推進する。みずほ銀行は2015年度内にグジャラート州の最大都市アーメダバードへの拠点開設も予定している。

マレーシア大学生が千葉県の魅力を体験、青少年交流

マレーシア大学生が千葉県の魅力を体験、青少年交流

千葉県はマレーシアとの青少年交流の一環で、同国の大学生10人を初めて県内に招き、1月5日から9日までモニターツアーを行った。8日には大学生らが県庁を訪問し、森田健作知事に県内で印象ブカかっら場所や味を報告した。同知事は2014年1月にトップセールスでマレーシアを訪問。同国のナズリ観光文化相と青少年の交流事業の実施について合意した。これを受け、同年8月に千葉県内の高校生をマレーシアに派遣。今回は日本語を学ぶ大学生をモニターとして招いた。彼らにはフェイスブックなどを通じ、千葉県の魅力を発信してもらう。

マレーシアの学生一行はマザー牧場や銚子市の犬吠埼灯台、佐原の街並み散策、成田山新勝寺やイチゴ狩りなどを巡った。県庁で知事に「犬吠埼東大は風が強く寒かったけれど、見渡す限り海でとてもきれい」、「房州うちわ作りが興味深かった」などと報告。また、千葉のおいしい味では「マザー牧場のビワのアイス」や「千葉の魚」などの口々に応えていた。東京新聞電子版が報じた。

クレハ環境と川崎市 マレーシアでバイオマス発電事業

クレハ環境と川崎市 マレーシアでバイオマス発電事業

クレハ環境(福島県いわき市)は、マレーシアペナン州で剪定(せんてい)枝などを燃料としたバイオマス発電施設の導入可能性調査を実施する。ペナン州と低炭素都市形成支援事業で提携する川崎市も支援する。1月12日にペナン州で州政府、クレハ環境、川崎市などの関係者が一堂に会してキックオフ会議を開く。発電施設は日量200㌧の剪定枝など木質系廃棄物を用い、出力6000㌔㍗(KW)を想定。2月末まで可能性調査を行ったうえで、4月以降に施設設置のための実証調査に移行する予定。NNAが報じた。