ベトナムの栄養士育成を支援 神奈川県立保健福祉大学
神奈川県立保健福祉大学(神奈川県横須賀市)とベトナムの国立ハノイ医科大学などは、管理栄養士の育成に関する協定を結んだ。ベトナムでは2013年10月に同国初の栄養学学士課程が設けられたばかり。県立保健福祉大などが持つ管理栄養士の育成についてのノウハウを生かすほか、相互の人材交流も進める。十文字学園女子大学(埼玉県新座市)などと連携する。現地での講義やベトナムからの研修生受け入れなどを実施する。
4/26,27日 西ジャワ州で「桜祭り」COWCOW,JKT48ら来場
若手元日本留学生を中心に構成するインドネシア日本同好会(KAJI)は4月26、27の両日、西ジャワ州ブカシ県チカランのショッピングモール「シティウォーク・リッポー・チカラン」で日本・インドネシアの文化交流を深める「桜祭り」を開催する。さくらまつりはチカラン周辺の工業団地に近年、日系企業が数多く進出し、周辺に居住する日本人も増えつつあることから、不動産開発大手のリッポー・チカランが交流を深めようと毎年開催しており、今年で3階目を迎える。地元メディアが報じた。
今回は「支えながら歩こう」がテーマ。26日は餅つき大会や沖縄太鼓の演奏、美人コンテストがあり、インドネシア人ロックバンド「J-ROCKS」の出演もある。27日は「あたりまえ体操」でインドネシアでも人気のCOWCOW、アイドルグループJKT48や在留邦人の混声合唱団「ラグラグ会」らのパフォーマンスや出演が組まれており、祭りを盛り上げる予定。
4/26,27日 西ジャワ州で「桜祭り」COWCOW,JKT48ら来場
若手元日本留学生を中心に構成するインドネシア日本同好会(KAJI)は4月26、27の両日、西ジャワ州ブカシ県チカランのショッピングモール「シティウォーク・リッポー・チカラン」で日本・インドネシアの文化交流を深める「桜祭り」を開催する。桜祭りはチカラン周辺の工業団地に近年、日系企業が数多く進出し、周辺に居住する日本人も増えつつあることから、不動産開発大手のリッポー・チカランが交流を深めようと毎年開催しており、今年で3階目を迎える。地元メディアが報じた。
今回は「支えながら歩こう」がテーマ。26日は餅つき大会や沖縄太鼓の演奏、美人コンテストがあり、インドネシア人ロックバンド「J-ROCKS」の出演もある。27日は「あたりまえ体操」でインドネシアでも人気のCOWCOW、アイドルグループJKT48や在留邦人の混声合唱団「ラグラグ会」らのパフォーマンスや出演が組まれており、祭りを盛り上げる予定。
EPAに基づくインドネシア人介護福祉士の合格者46人
日本の厚生労働省が3月27日発表した第26回介護福祉士国家試験結果で、経済連携協定(EPA)に基づくインドネシアおよびフィリピンの外国人介護福祉士候補者の受験者215人に対し、合格者は78人(合格率36.3%)だった。このうちインドネシア人介護福祉士候補者は107人が受験し、46人が合格した。また、フィリピン人候補者は108人が受験し、32人が合格した。今年度は昨年度と比べ再受験者(インドネシア人37人、フィリピン人56人)が多く、全体の43%を占めた。ただ、再受験者の合格率は低く、初受験者との合格率には大きな開きがみられた。
なお、今回の総受験者数は15万4390人で、合格者は9万9689人(合格率64.6%)だった。
「en塾」の60名の青少年4月訪日 東京・熊本で公演
歴史、伝統、文化青少年交流・JENESYS2.0の一環として、インドネシア人学生による日本語劇団「en塾(えんじゅく)」に所属する約60名の青少年が、4月2日から10日までの日程で訪日する。東京では劇団「en塾」東京公演に参加するほか、劇団四季芸術センターを訪問し、同劇団員らと交流する。また、熊本を訪問し、熊本城を視察するとともに、「en塾」熊本公演にも参加する。その後、福島を訪問し、福島大学の学生と交流する予定。
今回の交流を通じて、インドネシアの青少年がわが国の強みや魅力などの日本ブランドや、日本的な「価値」に関する理解と関心を深め、インドネシアへ帰国後、こうした日本の魅力を積極的に対外発信することが期待される。
日本大使館で104人の2014年4月渡日国費留学生壮行会
日本政府国費留学生として、104人のインドネシア人学生が4月に日本へ出発するのに先立ち3月28日、在インドネシア日本国大使館で午前中の渡日前オリエンテーションに引き続き、午後から壮行会が行われた。壮行会では冒頭、進藤公使があいさつ。日本滞在中の心構えや日本の習慣を踏まえたアドバイスのほか、日本滞在中に日本ならではの様々な経験をするとともに、日本の人々にインドネシアのことを紹介してほしいとのメッセージが伝えられた。
また、学生を代表してアルマ・アマディアさん、レオナルドさんが日本留学の決意と抱負を述べた。このほか、学生のパフォーマンスとして、インドネシアの歌「タナー・アイル・ク(我が祖国)」と日本の歌「君がくれたもの」が披露され会を盛り上げた。
留学生104人の内訳は研究留学生31人、学部留学生28人、高等専門学校23人、専修学校留学生22人。留学生には日本留学の経験を活かし将来、日本とインドネシアを結ぶ架け橋として両国関係のさらなる発展に貢献することが期待される。
「天正遣欧少年使節」伊東マンショの肖像画発見
九州のキリシタン大名が16世紀後半にローマに派遣した「天正遣欧少年使節」を務めた伊東マンショのものとみられる肖像画が、イタリアで見つかった。調査にあたった北部ミラノのトリブルツィオ財団の担当者がこのほど、財団の学術誌に論文を発表した。肖像画は北部在住の同財団関係者が所有。絵の裏面には「Mansio」などと記されている。調査や鑑定の結果、1585年にマンショら遣欧使節が北部ベネチアを訪れた際、ルネサンス期のイタリア画家ティントレットの息子、ドメニコ・ティントレットが描いたものと判断した。
肖像画のマンショは着物姿ではなく、スペイン風の衣装を着用している。天正遣欧使節は伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノの少年4人で、日本でのキリスト教布教の支援を得るために派遣された。85年3月、当時のローマ法王グレゴリウス13世に謁見し、90年に帰国した。
ダチョウ似の新種の恐竜の化石 米6600万年前
米カーネギー自然史博物館などの研究チームは3月20日、米中西部の約6600万年前(白亜紀末期)の地層から、ダチョウをひと回り大きくしたサイズの恐竜の化石が見つかり、新属新種に分類したと米科学誌プロスワンに発表した。化石はノースダコタ、サウスダコタ両州で計3体分見つかった。体長は3.5㍍、体重は200~300㌔あったと推定される。頭の上部が薄い円盤状になっており、異性などにアピールする飾りだった可能性がある。前脚には大きな鋭い爪があり、尾が長い。骨格化石しか見つかっていないが、近縁種には羽毛があることから、羽毛が生えていたとみられる。これまで中国やモンゴルで化石が見つかっている「オビラプトル」類に近いという。
ダチョウのような飛べない鳥に似た姿だったとみられ、学名は古代メソポタミア神話の怪鳥「アンズー」にちなんで「アンズー・ワイリエイ」と名付けられた。
建仁寺の「蘭渓道隆坐像」の像内から鎌倉時代の彫刻
東京国立博物館によると、京都市東山区の建仁寺塔頭(たっちゅう)の西来院が所蔵する江戸時代前期の彫刻「蘭渓道隆坐像」の像内から、鎌倉時代に作られたと推定される古い蘭渓道隆像の頭部の一部が見つかったことが分かった。同館によると、造像当初から建仁寺にあった可能性が高いとみられる。建仁寺は応仁の乱などで何度も火災に遭い、鎌倉時代から同寺にある彫刻は失われたと考えられていたという。
今回見つかった頭部は頬がそげ、口角が上がっている顔の特徴が、蘭渓道隆の存命中に描かれた肖像画などに似ており、同館は鎌倉時代に作られた頭部と推定した。西来院の像は、同館で3月25日から開かれる特別展「栄西と建仁寺」で展示。頭部は像内にあり、取り出せないため写真パネルで紹介する。
蘭渓道隆は南宋出身の渡来僧。神奈川県鎌倉市の建長寺の開山で、後に建仁寺の住職を務めた。建仁寺は、日本に臨済宗を広めた栄西が1202年に開いた京都最古の禅寺。