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「包近の桃」ギネス認定 甘さ世界一 糖度22.2

「包近の桃」ギネス認定 甘さ世界一 糖度22.2度

大阪府内最大の桃の産地、岸和田市包近(かねちか)町の農家が、土壌改良や肥料にこだわって栽培した桃の糖度がギネス世界記録に登録された。包近の桃は通常でも10~12度の糖度があり、十分に甘い。ところが、同町の農家「マルヤファーム」代表の松本隆弘さん(49)が育てた桃「まさひめ」の糖度は、このほぼ2倍の22.2度で、「世界一甘い桃」の栄冠を手に入れた。
そもそもギネス記録に桃の糖度のカテゴリーはなかった。だが、大阪府の協力も得て認定基準づくりからギネス側に働きかけ、2014年に収穫した「まさひめ」のデータで2015年5月末に認定証が届いた。

寝屋川で児童ら80人が自然栽培の田植え体験

寝屋川で児童ら80人が自然栽培の田植え体験

コメ作りの楽しさや大変さを通じて食の大切さを学ぼうと6月21日、寝屋川市立成美小学校(同市錦町)の2~6年生の児童と保護者ら計80人が田植え体験した。成美小学校の保護者の父親でつくる「おやじの会」が主催。同小学校で長年教鞭をとったOBが市内に所有する田んぼを開放した。
栽培は農薬などを全く使わない自然栽培、刈り取った雑草や前年の藁(わら)をそのまま肥料に利用。苗を植えた後に水を張って、10月中旬まで育てる。秋には児童らが稲刈り、脱穀までを体験し、収穫したコメを味わう予定だ。

柿安本店「バナナ大福」で若者開拓 7月から第2弾

柿安本店「バナナ大福」で若者開拓 7月から第2弾

柿安本店が運営する「柿安口福堂」が7月、本物のバナナそっくりの和菓子「バナナ大福」の第2弾を商品化する。6月販売の第1弾が見た目のインパクトで、交流サイト(SNS)で話題を集めヒットしたのを受け、生チョコを包んだ新商品を迅速に開発した。同店の顧客はシニア層が多いが、バナナ大福は若者の人気も高く幅広い客層をつかむ。7月1日から「冷やし生チョコバナナ大福」(価格は未定)を約50店で順次販売する。
6月発売の「完熟!バナナ大福」(税込み150円)はSNSで話題となり、口コミで販売が急増した。同社は8月までの3カ月間で50万個の販売目標を立てていたが、1カ月前倒しで達成する勢いという。
7月から販売する第2弾の新商品は、バナナの形に整えた大福生地で生チョコを包んだ。大福のもちもちした触感や、生チョコとバナナの風味との組み合わせが味わえる。

元気寿司 5年後めどに全店「回らない店」へ

元気寿司  5年後めどに全店「回らない店」へ

回転ずしの元気寿司は5年後をめどに、国内の全店舗を「回らない」方式に切り替える。寿司をベルトコンベアで回して提供する従来方式ではなく、来店客がタッチパネルで注文した商品だけを、高速クレーンで直接届ける。
鮮度の高い商品を食べられることをアピールして集客力を高める。回らない店では、来店客が席の正面にあるタッチパネルで注文すると最速で1分以内に商品が届く。また、店側は廃棄ロスを抑えることができる。
「元気寿司」や「魚べい」など国内136店(3月末現在)のうち、現在は36店が回らない店だが、2016年3月末現在には60店に広げる。今後新規出店は回らない店とし、既存店も改装などに際して回らない店に転換する。大手回転寿司店の中で、全面的に切り替えるのは業界でも珍しい。

ニトリ,ドンキーなどミナミで「爆買い」照準の免税店

ニトリ,ドンキーなどミナミで「爆買い」照準の免税店

家具インテリア大手のニトリホールディングスは6月19日、大阪・ミナミに同社初となる免税対応店をオープンした。22日には総合ディスカウント店「ドン・キホーテ」の免税対応の新店も近くに開業する。いずれも関西で増える中国人訪日客らの「爆買い」需要を取り込むのが狙いだ。

生メバチマグロ 入荷量少なく卸価格1割高

生メバチマグロ   入荷量少なく卸価格1割高

生メバチマグロの卸価格が高い。東京・築地市場では主力サイズが約30㌔で、1㌔2000円前後が中心。1年前に比べ1割程度上昇している。ニュージーランド・クック諸島沖など海外産が主体となっており。天候などの影響で入荷量が少なく、サイズも小さめだ。
この時期は同1700円前後と前年並みの沖縄産(50㌔が中心)など国内からの入荷もある。海外産も合わせた全体の入荷量は、6月中旬に入り1日の合計が20本程度の日がある。2014年は100本程度の日が少なくなかった。都内鮮魚店での販売価格は前年並みの100㌘700~800円。
品薄状態で推移しているメバチマグロだが、6月下旬には入荷が増えるとの見方は多い。7月下旬~8月中旬には和歌山、三重の2県にまたがる熊野灘や千葉県の銚子での漁がシーズンに入ることで、需給の改善が見込まれる。

農地バンク 14年度貸付実績は目標の5%にとどまる

農地バンク 14年度貸付実績は目標の5%にとどまる

農地の大規模化を進めるため、2014年度に設立した農地中間管理機構(農地集積バンク)で、小規模農家などから借り、大規模農家などに貸し付けた農地は初年度で計7340㌶と、目標のわずか5%にとどまった。農林水産省が6月19日、農業強化策について話し合う政府の「農林水産業・地域の活力創造本部」で公表した。
政府は23年度までに全農地面積の8割を担い手に集めることを掲げており、年間約15㌶の集積を目標としている。

ファンケル 中性脂肪減らす機能性食品を発売

ファンケル   中性脂肪減らす機能性食品を発売

ファンケルヘルスサイエンス(横浜市中区)は、中性脂肪を減らす働きを持つ機能性表示食品「健脂サポート」を6月19日発売した。血中の中性脂肪を減少させる作用を示す成分のモノグルコシルへスぺリジンを、1日接種目安量(4粒)当たり350㍉㌘配合した。同成分に関する臨床研究論文を集めて検証し、消費者庁に機能性表示食品として受理された。約30日分(120粒)入り製品の価格は2047円(消費税込み)。

関空 5月の月間発着回数が最高 中国路線拡充が寄与

関空 5月の月間発着回数が最高 中国路線拡充が寄与

新関西国際空港会社が6月19日発表した5月の関西空港の運営概況(速報値)によると、総発着回数は前年同月比13%増の1万3369回となり、単月として過去最高を更新した。これまでの最高は今年3月だった。観光を目的とした訪日需要の高まりに応じ、主に格安航空会社(LCC)が中国路線を拡充したことが寄与した。
旅客数は26%増の189万6392人、うち国際線の外国人旅客数は68%増の83万4170人で、いずれも5月としては最高だった。一方、国際線の日本人旅客数は2%減の47万7820人だった。
大阪(伊丹)空港の旅客数は、2%減の123万5026人で、2年2カ月ぶりに前年を下回った。

5月大阪百貨店売上高2カ月連続増 夏物衣料良好

5月大阪百貨店売上高2カ月連続増  夏物衣料良好

日本百貨店協会が6月19日発表した5月の大阪地区の売上高は、前年同月比8.4%増の614億円と2カ月連続のプラスだった。気温の高い日が多かったことから、夏物衣料品の売れ行きが良く、外国人観光客向けの販売も好調が続いている。神戸地区の売上高は6.5%増の126億円だった。京都地区は前年並みの199億円だった。