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OKI 中国・深圳市のATMなどの販売・生産終了 日越に移管

沖電気工業(本社:東京都港区、以下、OKI)は12月22日、中国におけるATM販売および生産を終了すると発表した。ATMとプリンターの生産拠点、沖電気実業(深圳)有限公司(本社:中国広東省深圳市、以下、OSZ)におけるATMなど金融機器の生産を2020年12月に終了する。
これに伴い、従来の中国生産分を日本のOKI富岡工場(所在地:群馬県富岡市)およびベトナムのOKI VIETNAM COMPANY LIMITED(本社:ベトナム・ハイフォン市、以下、OKIベトナム)の工場に移管し、全社の生産機能を再構築する。

サムティ ベトナム・ハノイ市で4棟・3,620戸の住宅分譲事業

総合不動産デベロッパー、サムティ(本社:大阪市淀川区)は12月21日、子会社SAMTY ASIA INVESTMENT PTE.LTD.(以下、SAI)を通じて、ベトナム最大手の不動産デベロッパー、VINHOMES JOINT STOCK COMPANY(以下、VHM)とハノイ市で、共同で分譲住宅事業を推進することで合意したと発表した。VHMの開発子会社で分譲住宅事業を手掛けるS-VIN VIETNAM REAL ESTATE TRADING JOINT STOCK COMPANYの株式の90%をSAIが取得し、このプロジェクトを主導する。取得価額は約147億2,700万円。
このプロジェクトの事業期間は約3年。37階~39階建ての4棟・3,620戸の住宅を分譲する。総事業費は約350億円、3年間の総売上高は約407億を見込んでおり、この90%が同社グループの業績に寄与する。分譲住宅はアッパーミドルのファミリー層がターゲット。2021年3月に販売開始し、2022年央から2023年央に竣工、引渡しの予定。
なお、このプロジェクトを進めるにあたり、SAIの子会社としてハノイ市で2020年11月にSAMTY VIETNAMを設立、SAIと連携してこのプロジェクトの管理を担う。

トヨタ 次世代のAutono-Maas専用EV「イーパレット」公開

トヨタ自動車は12月22日、未来のモビリティサービスを実現するAutono-Maas専用EV「e-Palette(イーパレット)」の実用化に向け、そのサービス提供を支える運行管理システムを公開した。
2020代年前半の複数エリア・地域での商用化を目指すとともに、あらゆるモノやサービスがつながる実証都市「Woven City」での運行も計画している。

三菱自 「アウトランダーPHEV」の現地生産をタイで開始 海外初

三菱自動車工業(本社:東京都港区)は12月22日、プラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」の現地生産を、タイの生産・販売会社、ミツビシ・モーターズ・タイランドのレムチャバン工場で開始し、12月21日にラインオフ記念式典を開催したと発表した。同国における同車の発売は2021年1月の予定。
アウトランダーPHEVを海外で生産するのは、今回のタイが初めて。

日本工営とグルーヴノーツ ミャンマーで「グリーンリカバリー促進事業」

建設コンサルタントの日本工営(本社:東京都千代田区)は12月22日、環境省の「令和2年度脱炭素社会実現のため都市間連携事業」に採択され、量子コンピュータ関連ビジネスを手掛けるグルーブノーツ(本社:福岡市)ならびに福岡市をパートナーに、福岡市の姉妹都市のミャンマー・ヤンゴン市で、量子コンピューティング技術等を活用した最適な都市交通と環境づくりに向けた「グリーンリカバリー促進事業」を開始すると発表した。
両社が培ってきた技術やノウハウを共有して連携、ミャンマー・ヤンゴン市で廃棄物分野のODA事業にも取り組んでいる福岡市による検討内容への助言や、現地活動への支援のもと、ヤンゴン市でCO2排出量削減に貢献し、最適な都市交通と環境づくりに向けた「グリーンリカバリー促進事業」に取り組む。

野村HD,東芝,NECなど 量子暗号技術でセキュリティ強化へ共同検証

野村ホールディングス、野村證券、国立研究開発法人 情報通信研究機構、東芝、日本電気(以下、NEC)は12月21日、金融分野におけるデータ通信・保管のセキュリティ強化に向けて、量子暗号技術の有効性と実用性に関する国内初の共同検証を12月より開始すると発表した。株式取引に代表される大容量・低遅延通信への耐性を検証する。

トリドールHD 米粉麺ヌードルチェーンの新店舗を香港・中環でオープン

トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)は12月21日、傘下のグループ企業、Tam Jai International Co.Limitedを通じて、米粉麺ヌードルチェーン「譚仔雲南米線」の次世代デザインに刷新した店舗を、香港の中環(セントラル)に11月25日にオープンしたと発表した。Tam Jaiグループは、米粉麺ヌードルチェーンを兄弟ブランドを合わせ141店舗を展開している。
米粉麺ヌードルは中国雲南地方をルーツとし、その食感とスパイシーなスープ、選べる多彩な具材や辛さのバリエーションに、一杯約450円の手ごろな価格帯で、若年層を中心に幅広い世代の支持を得ている。

タカラバイオ 新型コロナとA/Bインフルエンザ両ウイルスキット

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は12月22日、新型コロナウイルスおよびA/B型インフルエンザウイルスを同一検体から同時に検出する核酸検出試薬について、12月18日に厚生労働省に製造販売承認申請したと発表した。
この試薬は、鼻咽頭ぬぐい液または鼻腔ぬぐい液からRNAを精製することなく、新型コロナウイルスとA/B型インフルエンザ両ウイルスをリアルタイムPCR法により検出する。

厚労省「アビガン」承認見送り 継続審議に 現時点で判断困難

富士フィルムホールディングスの抗インフルエンザ薬「アビガン」(一般名:ファビピラビル)について、厚生労働省の専門部会は12月21日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として承認するかどうかの判断を見送り、継続審議とすることを決めた。現時点で得られたデータから、有効性を明確に判断することは困難とした。

コロナで”医療崩壊の恐れ”医療9団体が「医療緊急事態宣言」

日本医師会など医療関係9団体は12月21日、共同で「医療緊急事態宣言」を出した。今のまま新型コロナウイルスの感染拡大が続けば、通常の医療が受けられなくなる「医療崩壊」の恐れがあるとして、9団体が共同で会見を開き、強い危機感を訴えた。通常、年末年始は医療体制が手薄になるだけに、とくに懸念される。