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三菱ケミカルアクアS 膜ろ過実証事業がUNIDOの支援事業に採択

三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(本社:東京都品川区、以下、MCAS)は12月10日、ミャンマーにおける膜ろ過浄水装置を利用した分散型給水システムの実証事業が、国際連合工業開発機関(以下、UNIDO)が実施する「開発途上国の感染症予防に向けたSTePP技術の実証・移転による海外日本企業支援事業」に採択されたと発表した。
今回ミャンマーで導入する膜ろ過浄水装置は水源(井戸水、市水、河川水)を問わず、浄水処理ができ、適切な技術を組み合わせることで世界保健機関の飲料水質基準を満たす水を供給することができる。また、この装置はユニット化されているため、施工期間が短く設置が容易で無人運転が可能。

商船三井とユーグレナ バイオディーゼル燃料でトライアル航行実施

商船三井(本社:東京都港区)とユーグレナ(本社:東京都港区)は12月14日、名古屋港で商船三井グループのグリーン海事(本社:名古屋市)が保有・運航するタグボート「13 たましお」で、ユーグレナの次世代バイオ燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を使用したトライアル航行を実施したと発表した。
燃料となるユーグレナバイオディーゼル燃料は、ユーグレナ社のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(所在地:横浜市)から輸送され、名古屋ガーデンふ頭に停泊中の「13 たましお」に供給された。

ナルネットC 自動車整備人材供給でリネットJと業務提携

自動車メンテナンス受託管理のナルネットコミュニケーションズ(本社:愛知県春日井市)は12月14日、ルネットジャパングループ(本社:名古屋市中村区)と、自動車整備工場向けに整備職種におけるカンボジア技能実習生の送り出しサービスを開始するため、業務提携したと発表した。両社はカンボジアで日本向けの自動車整備研修を受けた技能実習生を送り出すことで、自動車整備業界における人材課題の解決を目指す。
ナルネットコミュニケーションズは全国約9,400カ所の整備工場と提携して自動車のメンテナンスを委託している。日本の自動車整備業界は深刻な整備士不足に悩まされている。法務省によると、2023年までに約1万3,000人の整備士不足が見込まれている。そのため、2023年までに7,000人の外国人を受け入れる計画が打ち出されている。

小泉環境相 再エネ比率を30年に倍増の4割以上に引き上げ表明

小泉環境相は12月15日、2030年度の電源構成に占める再生可能エネルギーの割合を、現在の目標の倍となる4割以上に高める意向を明らかにした。地方を中心に再生可能エネルギーの導入を進め、主力電源化を推し進める。菅政権が掲げる2050年の温室効果ガス排出実質ゼロに向けて、再生可能エネルギー導入を加速させる。
ちなみに2019年度の再生可能エネルギー比率は18%。また、政府の現在の再生可能エネルギー比率の目標は2030年度に22~24%まで高めることとしており、かなりハードルは高い。

ANA 成田-バンコク線に大型貨物専用機ボーイング777F投入へ

全日本空輸(ANA)は12月14日、成田-バンコク線に使用機材を大型化し、大型貨物専用機ボーイング777F型機を運航すると発表した。ANAとしてボーイング777F型機を東南アジア路線に投入するのは初めて。東南アジアから日本を経由して北米に向かう自動車部品など貨物輸送の需要に対応する。

荏原 ベトナムで「KDセンター」稼働開始しサプライチェーン強化

荏原製作所(本社:東京都大田区)は12月15日、海外市場での標準ポンプ事業の競争力を高めるため、グローバル生産体制・サプライチェーンの強化に向け、このほどベトナムで標準ポンプの製品組立を行う「ノックダウン(KD)センター」の稼働を開始したと発表した。
KDセンターは、イタリアの荏原グループの工場で生産された標準ポンプ製品の部品を一定量在庫し、製品に組み立てて出荷するための施設。一括で部品を在庫し、需要に応じて組み立てて出荷できるようになるため、適正在庫の維持と効率的な製品供給を促進し、納期短縮化および在庫圧縮を実現する。

ゼネコン21社 AIや画像解析応用「配筋検査システム」の現場試行

ゼネコン21社は12月15日、施工現場の生産性を向上させるため、今回タブレット端末を用いた「配筋チェック機能」の現場試行を実施した結果、多様な施工環境において迅速かつ正確な配筋チェック作業に一定の目途が立ったと発表した。これを受け、2021年度早々に配筋検査チェックシステムによる現場試行を開始する予定。
共同研修参画会社は青木あすなろ建設、淺沼組、安藤・間、奥村組、北野建設、熊谷組、五洋建設、佐藤工業、大末建設、高松建設など21社。

三菱ケミカルHD アジア・パシフィック地域のガバナンス強化

三菱ケミカルホールディングス(本社:東京都千代田区)はこのほど、アジア・パシフィック地域における更なるガバナンス強化のため、シンガポールに全額出資子会社、Mitsubishi Chemical Holdings Asia Pacific Pte.Ltd.を設立したと発表した。新会社の資本金は150万米ドル。2021年1月に事業開始する。
同社は米州、中国、欧州では各国・地域で統括会社をすでに設立している。

中国・成都市でコロナ感染者確認 市内5カ所を中リスク地域に指定

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国四川省成都市で12月7日以降、新型コロナウイルス感染者が相次いで確認され警戒感が広がっている。12月14日時点で13人(うち無症状感染者2人を含む)確認され、感染者の居住地や立ち寄り先5カ所が中リスク地域に指定されている。
このため、感染の可能性がある市民に対してPCR検査を実施し、12月12日までに217万人余が検査を受けている。

2020年の漢字は「密」に決定 新型コロナウイルス対策で意識浸透

日本漢字能力検定協会は12月14日、その年の世相を漢字1字で表現する「今年の漢字」を発表した。第26回となる2020年は、一般投票の結果「密」が選ばれた。政府が新型コロナウイルスの感染防止対策として「3密」を避けるように打ち出し、様々な場所や機会で、とにかく「密」を避ける意識が国民に浸透。率直な思いが反映された結果とみられる。密に続く2位はコロナ禍の「禍」、3位は「病」だった。近年の漢字をみると、2018年は「災」、2019年は「令」。