日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナム大手複合企業ビングループ傘下の自動車会社ビンファストは3月24日、同社初となる電気自動車(EV)「VFe34」の受注を開始した。1月に発表した自動運転支援機能付きのEV3車種のうちの1つで、当初5月の受注開始を予定していたが、1カ月ほど前倒しした形。納車開始は11月の予定。
VFe34は、Cセグメントのスポーツ用多目的車(SUV)クロスオーバータイプ。42KWhのバッテリーを使用し、フル充電で300km走行できるという。国内販売価格は6億9,000万ベトナムドン(約331万2,000円)、バッテリーはサブスクリプション方式(定額利用サービス)で提供する。月間利用料は145万ドンと、ガソリンでの走行に要する費用と同水準に設定されている。6月末まではプロモーションとして1億ドン値引きし、バッテリーの定額利用サービスも1年間無料で提供する。ビンファストによると、3月24日の受注開始から12時間で3,692件の受注を記録したという。
ビンファストは現在、充電設備の整備を進めており、2021年内に全国63省・市に2万を超える充電スタンドの設置を計画しており、協力先を募っている。
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ホンダ タイの二輪車の生産・販売を一体化へ事業再編 新会社
ホンダ(本社:東京都港区)は4月1日、タイにおける二輪車・パワープロダクツ事業を再編し、新会社「タイホンダマニュファクチュアリング」を設立したと発表した。今回の事業再編は、タイにおける二輪車の生産と販売およびパワープロダクツの生産事業を一体化することで、事業再編の効率化を図るのが狙い。
二輪車の販売現地法人、APホンダ、二輪車およびパワープロダクツの生産現地法人、タイホンダマニュファクチュアリングおよび持株会社のHPDを合併し、新会社を設立した。新会社の名称は「タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド」を継続する。新会社への出資比率は本田技研工業37%、アジアホンダモーター カンパニー・リミテッド35%、その他28%。
IIJ シンガポールのPTC社の全株式を取得し子会社化
大阪府 感染最多666人 1日あたり600人超えは3日連続
自動運転「レベル4」交通ルール順守 主体は車 警察庁有識者委
近畿の3月の平均気温平年を3度高の1946年の統計開始後最高
20年度国内新車販売 コロナ拡大響き7.6%減の465万6,632台
FRONTEOとアドバンテストM 認知症診断ソフト開発で協業
FRONTEO(本社:東京都港区)とアドバンテスト・メディア(本社:東京都豊島区)は3月31日、認知症診断支援領域の医療AIソフトウェア開発に向け共同研究を開始したと発表した。
FRONTEOは2021年3月、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)に「会話型認知症診断AIシステム」の治験届を提出し、世界初の言語系AI医療機器として薬事承認取得に取り組んでいる。アドバンスト・メディアは1997年の創業以来、音声認識技術AmiVoice(アミボイス)をコアとした各種ソリューション・ソフトウェアの開発を行い、国内の音声認識市場を創造してきた。医療分野では各診療科に特化した音声入力システム中心に1万4,000施設を超える導入実績を誇る。
両社の強みを掛け合わせることで、システムの実用性の向上と医療現場への普及・推進を目指す。