「アジア」カテゴリーアーカイブ

LCCのピーチ 4月の減便27路線1,331便に 19路線250便を追加

LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションは4月5日、4月の追加減便を発表した。新型コロナウイルスの全国的な感染急拡大に伴う航空需要の減少を受け、4月12~30日の期間に19路線で250便を新たに減便する。これにより、3月16日に発表した分を合わせると4月の減便は27路線1,331便となる。

大阪府『医療非常事態』宣言を正式決定 独自モデルで”赤信号”

大阪府は4月7日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、大阪府の独自基準である”大阪モデル”で非常事態を示す「赤信号」を点灯させて『医療非常事態』宣言することを正式に決定した。
また、大阪府民に対して、4月8日から大阪府全域で不要不急の外出や移動を自粛するよう求める。

大阪府の重症患者用病床運用率84.1% 急速にひっ迫の様相

東京都の新規感染者数を上回る新型コロナウイルス変異株の感染急拡大により、大阪府内の病床運用率が急速に高まっている。とくに高まっているのが重症患者用の病床。4月5日時点で実際に運用されている病床が170床、患者が143人で、病床運用率は84.1%となり、急速にひっ迫の様相を呈している。また、軽症・中等症の患者用の病床は運用病床1,477床に対し、患者833人で、運用率は56.4%となっている。

大阪など3府県で「まん延防止等重点措置」適用開始 5/5まで

新型コロナウイルスの感染が再び急拡大する中、大阪、兵庫、宮城の3府県の6市で「まん延防止等重点措置」の適用が4月5日、始まった。飲食店での感染防止策の強化と違反した店舗への行政罰(過料)が柱で、期間は大型連休を含む5月5日までの1カ月間。まん延防止措置が適用されたのは初めて。「コロナ慣れ」と「コロナ疲れ」が広がる中、果たしてコロナの感染拡大を抑え込めるのか、各地域の自治体、そして住民の取り組みの”本気”度が試される。

近畿の3月の平均気温平年を3度高の1946年の統計開始後最高

大阪管区気象台によると、近畿地方の3月の平均気温は平年を3度上回って、1946年の統計開始以来、最も高くなった。3月は高気圧に覆われて晴れた日が多かったほか、南寄りの暖かい空気が流れ込みやすかったため。3月の平均気温は和歌山市で12.4度、神戸市で12.3度、大阪市で12.2度、京都市で11.6度、奈良市で11度、滋賀県彦根市で9.8度と平均を2.8度~3.4度上回った。

近畿有効求人倍率 低水準横ばい 大阪正社員20カ月連続低下

大阪労働局は3月30日、近畿2府4県の2月の有効求人倍率(受理地別、季節調整値)は1.06倍と発表した。前月より0.01ポイント上昇して2カ月連続の増加となったが、実質的には横ばいで新型コロナウイルスの影響による低水準が続く。
大阪の正社員有効求人倍率(原数値)は0.91倍で、前年同月比0.32ポイント減と20カ月連続で低下した。

大阪広域行政一元化条例 民意無視し市議会も可決 4月から施行

2度にわたる住民投票で否決されたはずの大阪都構想の代案と位置付けられた大阪府・大阪市の広域行政一元化条例が、民意を無視して成立、4月1日から施行されることになった。同条例は3月26日、先に可決、成立した府議会に続き、市議会で大阪維新の会、公明党の賛成多数で可決、成立した。
条例は二重行政の解消による大阪の成長・発展を掲げ、市が担っている成長戦略の策定や都市計画の事務の一部を府に委託する。協議の場として、知事が本部長、市長が副本部長を務める「副首都推進本部会議」を設置する。