医療支援団 9/6ミャンマー・ヤンゴンへ出発
国内外の心臓病の子供たちを救う「明美ちゃん基金」によるミャンマーへの第1弾として、10人の医師らで結成された医療団が9月6日、ミャンマー・ヤンゴンの国立ヤンキン子供病院で医療支援を行うために日本を出発する。
7日から12日まで、心臓病の子供約20人にカテーテル治療や外科手術を行いながら、現地の医師らに日本の高度な医療技術を伝えていく予定。
パナソニック 西ジャワ州の小学校に電源コンテナ
パナソニックはインドネシア西ジャワ州バンドン県バンジャルサリ村のマラバル公立第四小学校に、山間部地域の教育環境改善を目的に、パナソニックが開発した太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」を設置。7月30日にプロジェクトのパートナーであるインドネシアのNGO団体のFEDUs(フェデゥス)と共同で、引き渡し式を開催した。引き渡し式には来賓としてバンドン県関係者、在インドネシア日本国大使館の田子内参事官ほか、京氏や生徒約350人が出席した。
標高1500㍍のバンジャルサリ村のマラバル公立第四小学校は、半径1~2㌔㍍ほどの茶畑の中にあり、この32年間無電化状態が続いていた。
パワーサプライコンテナは、パナソニック製の太陽光パネルや蓄電池を活用した独立電源パッケージ。授業のある時間帯は、このパワーサプライコンテナから教室の電気設備に電力を供給し、照明器具の店頭やパソコン、テレビを活用した視聴覚教材の提供などで教育環境を改善する。
ビジネスワイヤが報じた。
比マニラの鉄道整備に2420億円の円借款供与
マレーシアを訪問中の城内実実外務副大臣は8月5日、フィリピンのアルバート・デルロサリオ外相と会談し、同国の首都マニラで計画している鉄道整備事業に約2420億円の円借款を供与する方針を正式に伝えた。安倍信三首相が5月に打ち出した「アジアでの質の高いインフラ投資」の一環で、大規模な政府開発援助(ODA)で成長を後押しする。
対象になるのはフィリピン政府が進める「南北通勤鉄道計画」のうち、マロロス(ブラカン州)からマニラに延びる約40㌔㍍区間の整備。首都圏の交通網を強化し、深刻な交通渋滞を緩和するのが狙い。総事業費3000億円の80%にあたる金額を国際協力機構(JICA)を通じて貸し付け、残りはフィリピン政府が拠出するという。日本経済新聞が報じた。
谷村新司さんに乞われen塾「地球劇場フェス」に出演
インドネシア人学生による日本語ミュージカル劇団「en塾(エンジュク)」が8月8日、横浜市中区の横浜・赤レンガパークで開かれる「地球劇場フェス2015~100年後の君に聞かせたい歌~」に出演することが決まった。歌手の谷村新司さんが司会を務めるBS日テレの音楽番組「地球劇場」の初のライブイベント。en塾は代表曲「桜よ~大好きな日本へ~」を合唱。歌を通じ、日イ両国の交流を深める。
en塾が地球劇場フェスに出演が決まったきっかけは、2014年4月に東京で開かれた国際交流基金アジアセンターの発足記念式典。招待客の一人、谷村新司さんが、式典でen塾劇団員たちが披露した「桜よ~大好きな日本へ~」に感銘を受け、「地球劇場」初となるライブイベントへの出演をアジアセンターに依頼し、出演が実現した。
en塾からは甲斐切清子代表や劇団員のターシャ・アニサさん、ムハンマド・ファジャール・サプトロさんら計5人が出演し、「桜よ~大好きな日本へ~」を披露する。この番組には谷村さん、加山雄三、ゴダイゴ、平原綾香さんらも出演する予定。じゃかるた新聞が報じた。