「アジア-国際交流」カテゴリーアーカイブ

医療支援団 9/6ミャンマー・ヤンゴンへ出発

医療支援団 9/6ミャンマー・ヤンゴンへ出発

国内外の心臓病の子供たちを救う「明美ちゃん基金」によるミャンマーへの第1弾として、10人の医師らで結成された医療団が9月6日、ミャンマー・ヤンゴンの国立ヤンキン子供病院で医療支援を行うために日本を出発する。
7日から12日まで、心臓病の子供約20人にカテーテル治療や外科手術を行いながら、現地の医師らに日本の高度な医療技術を伝えていく予定。

JBIC アジア向けのインフラ投資支援を拡充

JBIC アジア向けのインフラ投資支援を拡充

日本の財務相は9月4日、政府系金融機関の国際協力銀行(JBIC)の資金基盤を強化し、アジア向けのインフラ投資支援を拡充する方針を発表した。民間金融機関の融資を組み合わせれば、5年間で約2兆円の投資や融資が可能になる見込みだ。鉄道や発電所などの需要は高く、日本の存在感を高めるのが狙いだ。中国主導で年内に発足を目指すアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗する。

大阪府 インドネシア進出支援へ新組織「OIBN」

大阪府 インドネシア進出支援へ新組織「OIBN

大阪府と大和ハウス工業など46社は9月4日、インドネシア進出を望む府内企業の相談などを受け付ける組織「大阪府・インドネシアビジネスサポートネットワーク(OIBN)」を設立した。参加したのは府内に本社または事業所を持つ企業17社と、これらの企業グループのインドネシア現地法人など29社。日本国内の企業はオリックス、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行なども加わった。インドネシアを対象に官民で進出を支援する組織は珍しい。

ADB インドネシア政府系とインフラ事業で業務提携

ADB インドネシア政府系とインフラ事業で業務提携

アジア開発銀行(ADB)は8月27日、インドネシアの政府系インフラ金融公社「PT SMI」と業務提携すると発表した。官民パートナーシップ(PPP)方式による同国のインフラ事業を共同で助言し、民間企業を参入しやすくする。ADBによると、インドネシアでは2010~2020年に4500億㌦(約54兆円)がインフラ整備に必要だ。

特許庁がシンガポール知財庁を支援 ノウハウ提供

特許庁がシンガポール知財庁を支援  ノウハウ提供

日本の特許庁は8月25日、シンガポール知的財産庁の特許審査能力工場に向けて、支援することで合意した。知財庁は9月から東南アジア諸国連合(ASEAN)の当局として初めて特許の国際出願の調査を担う「国際調査機関」になる。特許庁は審査官を派遣し、複数の国で同時に特許出願された場合の審査ノウハウなどを教える。

「謝罪」次代に背負わせぬ 安倍首相が戦後70年談話

「謝罪」次代に背負わせぬ 安倍首相が戦後70年談話

日本政府は8月14日の緊急閣議で、戦後70年の安倍晋三首相談話を決定した。談話では先の大戦に関し「お詫び」や「侵略」といった過去の首相談話のキーワードについて対象を名指しせずに触れる一方、「あの戦争には何ら関わりのない世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と述べ、謝罪の繰り返しに歯止めをかける考えを示した。
また、「事実を率直に反省し、これからも法の支配を尊重し、不戦の誓いを堅持していくことが、今回の最も重要なメッセージだ」と語った。

パナソニック 西ジャワ州の小学校に電源コンテナ

パナソニック 西ジャワ州の小学校に電源コンテナ

パナソニックはインドネシア西ジャワ州バンドン県バンジャルサリ村のマラバル公立第四小学校に、山間部地域の教育環境改善を目的に、パナソニックが開発した太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」を設置。7月30日にプロジェクトのパートナーであるインドネシアのNGO団体のFEDUs(フェデゥス)と共同で、引き渡し式を開催した。引き渡し式には来賓としてバンドン県関係者、在インドネシア日本国大使館の田子内参事官ほか、京氏や生徒約350人が出席した。
標高1500㍍のバンジャルサリ村のマラバル公立第四小学校は、半径1~2㌔㍍ほどの茶畑の中にあり、この32年間無電化状態が続いていた。
パワーサプライコンテナは、パナソニック製の太陽光パネルや蓄電池を活用した独立電源パッケージ。授業のある時間帯は、このパワーサプライコンテナから教室の電気設備に電力を供給し、照明器具の店頭やパソコン、テレビを活用した視聴覚教材の提供などで教育環境を改善する。
ビジネスワイヤが報じた。

比マニラの鉄道整備に2420億円の円借款供与

比マニラの鉄道整備に2420億円の円借款供与

マレーシアを訪問中の城内実実外務副大臣は8月5日、フィリピンのアルバート・デルロサリオ外相と会談し、同国の首都マニラで計画している鉄道整備事業に約2420億円の円借款を供与する方針を正式に伝えた。安倍信三首相が5月に打ち出した「アジアでの質の高いインフラ投資」の一環で、大規模な政府開発援助(ODA)で成長を後押しする。
対象になるのはフィリピン政府が進める「南北通勤鉄道計画」のうち、マロロス(ブラカン州)からマニラに延びる約40㌔㍍区間の整備。首都圏の交通網を強化し、深刻な交通渋滞を緩和するのが狙い。総事業費3000億円の80%にあたる金額を国際協力機構(JICA)を通じて貸し付け、残りはフィリピン政府が拠出するという。日本経済新聞が報じた。

谷村新司さんに乞われen塾「地球劇場」に出演

谷村新司さんに乞われen塾「地球劇場フェス」に出演

インドネシア人学生による日本語ミュージカル劇団「en塾(エンジュク)」が8月8日、横浜市中区の横浜・赤レンガパークで開かれる「地球劇場フェス2015~100年後の君に聞かせたい歌~」に出演することが決まった。歌手の谷村新司さんが司会を務めるBS日テレの音楽番組「地球劇場」の初のライブイベント。en塾は代表曲「桜よ~大好きな日本へ~」を合唱。歌を通じ、日イ両国の交流を深める。
en塾が地球劇場フェスに出演が決まったきっかけは、2014年4月に東京で開かれた国際交流基金アジアセンターの発足記念式典。招待客の一人、谷村新司さんが、式典でen塾劇団員たちが披露した「桜よ~大好きな日本へ~」に感銘を受け、「地球劇場」初となるライブイベントへの出演をアジアセンターに依頼し、出演が実現した。
en塾からは甲斐切清子代表や劇団員のターシャ・アニサさん、ムハンマド・ファジャール・サプトロさんら計5人が出演し、「桜よ~大好きな日本へ~」を披露する。この番組には谷村さん、加山雄三、ゴダイゴ、平原綾香さんらも出演する予定。じゃかるた新聞が報じた。