日本貿易振興機構(ジェトロ)は1月13日、タイ首相府でタイ投資委員会(BOI)、経済特区(SEZ)「東部経済回廊(EEC)」開発を担うEEC事務局と覚書を交換した。署名式には萩生田光一経済産業相、タイのスパッタナポン・パンミーチャウ副首相兼エネルギー相が立ち会った。また同日、タイ自動車研究所(TAI)ともバンコト都内で萩生田経産相、スリヤ・ジュンルンルアンキット工業相立ち会いの下で、協力覚書を交換した。
BOIとは覚書の締結、EEC事務局とは覚書を改定し、両機関とさらに連携を深め、日本企業によるとくにEEC域内への投資を促進する。また、TAIと覚書を改定し、カーボンニュートラル達成に向け次世代自動車分野における日本・タイ自動車関係者の相互理解と協力に関する対話の場を両機関が連携して提供する。
「アジア-国際交流」カテゴリーアーカイブ
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ドバイ万博 12/11「ジャパンデー」変異株で現地訪問叶わず
中東初の国際博覧会(万博)としてアラブ首長国連邦(UAE)で開催されているドバイ万博は12月11日、日本文化を伝える「ジャパンデー」だった。だが、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の急速な拡大を受け、人の移動が制限されたことて、現地に滞在している関係者や日本パビリオンで働くスタッフら20人余りが横断幕などを持って会場を練り歩き、4年後の万博をPRするにとどまった。予定されていたイベントは実施できず、縮小された。
今回のジャパンデーには大阪府の吉村知事や関西ゆかりのアーティストらが現地へ赴き、2025年の「大阪・関西万博」をアピール、招請活動を展開、参加・出展国の積み増しを図る計画だった。大阪府などはドバイ万博の開催中、時期を改めて大阪・関西万博のPR活動を展開する予定。