東急不動産(本社:東京都渋谷区)は7月14日、木・鉄骨のハイブリッド耐震システム「木鋼組子(R)(モッコウクミコ)」を国内で初めて採用したビル「COERU SHIBUYA(コエルシブヤ)」が6月30日に竣工したと発表した。
この物件は、外部から視認性の高いファサード2面に、ラチス状の木・鉄骨のハイブリッド耐震システム、木鋼組子を使用。10階から13階の上層階の柱梁に木質ハイブリッド集成材を使用し、エントランスホールにも一部天然木を使用することで、建物内外から木材のぬくもりを感じられるようにしている。国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」に採択されている。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
クラボウと東大 3Dプリンティング技術で共同研究
王子HD リサイクル可能な環境配慮型コップ原紙開発
エバラ タイ・チョンブリ県に新工場建設 24年稼働
東洋インキ 中国・深セン市に技術センター開設
22年上半期の中古車販売過去最低 新車の減産響く
三菱自 マレーシアの先住民集落に太陽光S寄贈
日立エナジー 中国・寧波市の洋上風力発電を受注
NTTなど 日米繋ぐ太平洋横断海底ケーブル事業会社
NTTグループのNTTリミテッド・ジャパン(本社:東京都千代田区)、PC Landing Corp.(本社:米国カリフォルニア州)、三井物産(本社:東京都千代田区)、JA三井リース(本社:東京都中央区)の4社は7月12日、日本と米国西海岸を繋ぐ大規模改定通信ケーブル「JUNO(ジュノ)」を建設・運営するセレンジュノネットワーク(本社:東京都千代田区)を設立すると発表した。
新太平洋ケーブルJUNOは最新のSDM(Space Division Multiplexing、空間多重)技術の導入により、ケーブル1本あたりの光ファイバー収容数を従来の16ファイバーペア(32芯)から20ファイバーペア(40芯)まで拡張することを可能とする。これにより、この海底ケーブルの総通信容量は350テラビット(Tbps)となることが期待され、日米間を結ぶ海底ケーブルとしては最大の通信容量を実現する。敷設ケーブルの総延長距離は約1万km、運用開始は2024年の予定。