TOTO(本社:北九州市小倉北区)は7月8日、グループのTOTO VIETNAM CO.,LTD.(本社:ベトナム・ハノイ市)が、約134億円を投じベトナム・フンイエン省の第2タンロン工業団地に建設していた第4工場が竣工、7月から稼働開始したと発表した。4日に開業式が行われた。同工場は便器・タンクなど衛生陶器を年間100万ピースの生産能力があり、TOTOベトナム全体で衛生陶器の生産能力は約1.4倍となる。
TOTOベトナムはハノイ市内に第1工場(2004年)、第2工場(2006年)を、そしてハノイ市近郊のフンイエン省に第3工場(2018年)を稼働させ、ベトナム国内およびアジア・米州へ衛生陶器を供給してきた。今回、第3工場と同じ敷地内に第4工場を新設した。
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豊田織機 電動コンプレッサー生産1,000万台体制構築
豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市)は7月8日、世界的に進展する自動車の電動化を背景に、カーエアコン用電動コンプレッサーの需要拡大に対応するため、グローバルで1,000万台の生産体制を構築すると発表した。
この方針に沿って、東浦工場および中国子会社、TACK(豊田工業電装空調圧縮機(崑山)有限公司)の加工ライン、刈谷工場の組立ラインで能力増強する。中でもシェルやローターなど圧縮機能を担う基幹部品を加工する東浦工場は、現工場を約2倍に拡張して電動コンプレッサー部品専用の加工ラインを新設し、2022年10月から生産を開始する。
同社は電動コンプレッサーのグローバルシェア50%、販売台数1,000万台を目指すととみに、欧州および米国生産拠点での現地生産など、さらなる生産体制の拡充を検討していく。