大京(本社:東京都渋谷区)は5月6日、今後開発する分譲マンションでは、ユビ電(本社:東京都渋谷区)の「WeCharge」の導入により、電気自動車(EV)充電コンセントを、空配管を含め全駐車区画に標準設置することを決めたと発表した。
同社では2010年より、開発する分譲マンションで駐車区画数の10%にEV充電コンセントを標準設置している。今回業界初の取り組みとして、設置率を50%に引き上げ、残りの駐車区画には将来的にEV充電コンセントの増設が可能な空配管を設置することを決めた。これにより、今後は同社開発物件の駐車区画すべてでEV充電を利用できる。
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AGC 1,000億円超投じタイでクロール・アルカリの能力増強
AGC(本社:東京都千代田区)は5月6日、インドシナ半島におけるクロール・アルカリ事業の統合新社、AGC Vinythai Public Company Limited(2022年7月設立予定)のタイ2拠点の生産能力を増強すると発表した。稼働開始は2025年第1四半期を予定。投資総額は1,000億円以上を見込み、同社グループとして過去最大の金額規模となる。
この設備増強により、同社グループの東南アジアにおけるクロール・アルカリ製品の年間生産能力は、苛性ソーダ164万トン(現在142万トン)、塩化ビニルモノマー(VCM)170万トン(同130万トン)、塩化ビニル樹脂(PVC)160万トン(同120万トン)にそれぞれ拡大する。
JBIC,三井住友銀 エンケイのインド法人に3.6億ルピー融資
国際協力銀行(JBIC)および三井住友銀行は5月6日、エンケイ(本社:静岡県)のインド法人、ENKEIWHEELS(INDIA)LIMITED(以下、EKIN)との間で、総額3億6,000万インドルピーの協調融資を実施する貸付契約を締結したと発表した。内訳はJBIC分2億5,200万インドルピーを限度とし、三井住友銀行分が1億800万インドルピー。この融資はEKINが自動車部品の製造・販売事業を行うために必要な資金に充てられる。
エンケイは、1950年設立の四輪・二輪自動車メーカー向けのアルミホイールの製造・販売を手掛ける中小企業。インドでの事業拡大を企図しており、インドルピー建て融資で支援するもの。
中国・上海日系企業の63%の工場が未稼働 都市封鎖で
4月国内新車販売14.4%減,10カ月連続前年割れ
関西私鉄5社 GWの利用2.2倍の1,446万人に回復
関西の百貨店各社 客足戻り4月売り上げ大幅増
関西百貨店各社の4月の売り上げは、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向となり、消費者の外出意欲が高まり客足が戻ったことで、前年同月比で大幅に増加した。
阪神梅田本店は4月6日に全館がオープンし、売り場面積がリニューアル工事をしていた前年より増えたうえに、食品フロアの洋菓子や総菜の販売が好調だったことから前年同月比143.6%の増となった。阪急うめだ本店は阪急メンズ大阪との合計で56.3%増加した。
このほか、大丸梅田店は43.9%、高島屋大阪店は40.8%、あべのハルカス近鉄本店は34.6%それぞれ増加した。
ただ、大型連休後に再び、コロナの感染者が拡大して、消費に影響が出ないか注視している。
東急建設,飛島建設 フィリピン首都圏地下鉄駅の建設受注
サケ・マス流し網漁3週間遅れで開始 ウクライナ情勢で
植物肉のDAIZ タイのベンチャーへ原料供給開始
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産するスタートアップ、DAIZ(本社:熊本市)は5月2日、タイ大手財閥TOAが2021年8月に立ち上げた植物肉ベンチャー企業、LOTTOFOOD(Thailand)Public Company Limited(本社:バンコク、以下、LOTTOFOOD)へ、植物肉原料として「ミラクルミート」を4月より提供開始したと発表した。
LOTTOFOODは、これを原料にプライベートブランドとして「TONKATSU(とんかつ)」、「HAMBURG(ハンバーグ)」、「SAUSAGE(ソーセージ)」を製品化し、企業向け・一般消費者向けに販売する事業を開始した。
これはDAIZとして初の海外への本格的な原料提供となる。同社は今後もアジア・欧米などを中心に、現地パートナー企業との協業を通じて、海外展開を積極的に推進していく。