アイリスオーヤマ(本社:宮城県仙台市)は、中国のグループ会社、愛麗思生活用品天津有限公司(本社:中国・天津市)が同国10拠点目となる「天津工場」を竣工し、10月から本格稼働すると発表した。同グループ会社の土地面積は6万7,312㎡、建物総面積は4万6,552㎡。総投資額は約50億円。初年度の販売計画3億元(約50億円)。主要生産品目は家電製品、プラスチック製生活用品、スチールラック・什器。
同社は1996年に中国で初めて現地法人を設立して以来、遼寧省大連市、江蘇省蘇州市、広東省広州市を拠点として活動。今回、中国の直轄市として同国内トップレベルの経済成長を続ける天津市に工場を新設することで、北京・天津など華北地区経済圏に迅速に商品を出荷でき、同国内における物流の一層の効率化が実現される。
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大阪ガス 大阪市にカーボンニュートラル技術研究開発拠点
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は10月7日、大阪市此花区酉島地区にカーボンニュートラル技術の研究開発拠点(以下、CNRH)をを開設したと発表した。
CNRHでは①都市ガスのカーボンニュートラル化に向けたメタネーション②グリーン水素を製造するケミカルルーピング燃焼技術の開発③化石燃料の代替として注目されているアンモニア燃料単体で利用可能な小型エンジンシステムの開発④分散電源などを活用することで再生可能エネルギー導入社会における電力系統の安定化に貢献するバーチャルパワープラントの開発-などに取り組む。
また、Daigasグループ内での技術連携やアライアンスパートナーとの共同研究を推進していくとともに、様々なカーボンニュートラル技術の実験設備を拡充していく。
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トリドールHD 香港孫会社が香港証券取引所へ上場
トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)は10月7日、香港の孫会社、Tam Jai International Co.,Limited(譚仔國際有限公司、以下、TJI)が同日、香港証券取引所に上場したと発表した。
TJIは、2018年1月より同社のグループ会社となりその後、業容拡大し成長してきた。その結果、2021年9月末現在、TJIは157店舗を展開し、同社グループの海外事業をけん引している。また、2020年10月にはシンガポール、2021年4月には中国本土に初進出を果たしている。
今回の上場により、同社グループのグローバルプラットフォームの構築に大きく貢献し、海外事業の成長をより加速させるものと期待を寄せている。
住友林業 インドネシア・マカッサル市で大規模住宅開発
住友林業(本社:東京都千代田区)は10月6日、インドネシア南スラウェシ州マカッサル市(スラウェシ島)で住宅開発事業に参画すると発表した。同社と同国の不動産開発事業を手掛けるPT.Summarecon Agung Tbk(以下、スマレコン社)、PT.Mutiara Properti Cemerlang(以下、ムティアラ社)との共同事業で、販売戸数は約500戸、総投資額は8400万米ドルを予定。外資企業がマカッサル市で大規模な住宅開発を手掛けるのは初めて。脱炭素社会の実現に向け、環境配慮型戸建て住宅を開発、これを機に東南アジアでも環境配慮型の住宅・不動産開発を加速させる。
南スラウェシ州の州都マカッサル市は、人口約153万人で全国8位。周辺のゴワ市・マロス氏・タラカル市で形成される経済圏は300万人弱の人口を擁する。港湾・空港の拡張工事に加え、日本企業が高速道路全線の運営事業に参画するなどインフラ整備が急ピッチで進んでいる。