豊田自動織機はこのほど、2030年度に向けた経営目標を公表した。この要点は二酸化炭素(CO2)排出量削減と新規事業の拡大。2030年度に世界64カ所生産拠点のCO2排出量を2013年度比で50%削減するほか、電気自動車(EV)向けの電動コンプレッサーなどの新規事業領域で売上高1兆円を目指す。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
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関西の上半期輸出額は過去最高 対米建設機械など
三菱造船 下関でフィリピン運輸省向け多目的船進水式
三菱重工グループの三菱造船(本社:横浜市西区)は7月26日、フィリピン運輸省より受注して建造中の大型の多目的対応船2隻のうち、1番船の進水式を三菱重工業下関造船所江浦工場(所在地:山口県下関市)で執り行ったと発表した。
同船は今後艤装工事、試運転などを経て、2022年3月初旬にフィリピン・マニラへ回航し、5月に命名、引渡しする。2番船は2022年5月にマニラへ回航、9月に命名、引渡しの予定。
多目的対応船は、荒天時の救難活動や沖合、湾岸域での巡回業務で重要な役割を担う。長さ96.6m、最大速力24ノット、4,000海里以上の航続距を有するほか、海洋状況の把握と海事法執行に必要な装置や機器を装備している。