スズキ子会社でインド自動車最大手のマルチ・スズキが4月28日、北部ハリヤナ州のグルガオン工場とマネサール工場での生産を5月1日から9日にかけて停止すると発表した。また、同時にスズキの四輪子会社、スズキ・モーター・グジャラートも西部グジャラート州の工場を停止するという。これにより、インドにあるスズキの四輪生産がすべて止まる。
インドではいま連日、新型コロナウイルスの新規感染者が1日30数万人台の過去最多のペースで感染が拡大しており、治療に使う酸素不足が深刻な問題になっている。インド政府からは工業用の酸素を医療用に回す指示も出ており、6月に予定していた設備のメンテナンスを前倒しする形で生産を止める。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
世界のEV・PHV 30年に1億4,500万台普及 IEAが予測 脱炭素で
舶用水素燃料エンジン3社が共同開発で合意 川崎重工など
川崎重工、ヤンマーパワーテクノロジー、ジャパンエンジンコーポレーションの3社は4月27日、純国産エンジンメーカーとしての技術を結集するコンソーシアムを結成し、外航・内航大型船向けに、世界に先駆け舶用水素燃料エンジンを共同開発することに合意したと発表した。
3社は基礎燃料解析や素材などに共通技術要素で連携を図り、各社が2025年ごろの舶用水素燃料エンジンの市場投入を目指す。川崎重工が中速4サイクルエンジン、ヤンマーパワーテクノロジーが中・高速サイクルエンジン、ジャパンエンジンコーポレーションが低速2サイクルエンジンの開発に取り組む。これにより、様々な用途に対応可能なラインアップを同時並行で完成させる。
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テクノホライゾン ASEANのパシフィックテックG4社を買収
バリュエンスHD 韓国・ソウル1号店オープン 4カ国目進出
ブランド品のオークション事業を手掛けるバリュエンスホールディングス(本社:東京都港区)はこのほど、グループ企業のバリュエンスインターナショナルリミテッド(本社:中国・香港特別行政区)が、ブランド品買い取り「なんぼや」の韓国への進出と1号店「NANBOYA Yongsan Central Park Office(なんぼや龍山セントラルパーク店)」を4月23日にオープンしたと発表した。1号店を軌道に乗せることで、ソウル市内での2号店の出店を目指す。買い取り品のジャンルは時計、バッグ、ジュエリー、小物。
パートナー企業による「なんぼや」出店国は2021年4月現在、インドネシア3店舗、マレーシア、フィリピン、タイ各1店舗と計4カ国6店舗に上り、今後とも出店を計画している。