阪和興業は8月30日、5月7日に株式取得契約の締結を発表したベトナムのコイルセンターの登記手続きが8月21日完了し、社名を「HANWA SMC STEEL HA NOI COMPANY LIMITED」に変更し、阪和興業の子会社として営業を開始したと発表した。所在地はベトナム・ハノイ市で、阪和興業の出資比率は65%。加工能力は月間1万mt。設備は大型スリッター2基、大型レベラー1基など。ハノイ地区において地域の薄板事業のさらなる拡大を目指す。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
プライメタルズ 中国の宝山湛江鋼鉄よりスラブ連続鋳造機を受注
味の素G インドのグラニュールズ・オムニケイ社を独資化
味の素(本社:東京都中央区)は8月30日、連結子会社、味の素オムニケイ社(本社:ベルギー、以下、AOC社)を通じて、インドのグラニュールズ社(本社:本社:インド・ハイデラバード州、以下、GIL社)とAOCの合弁会社、グラニュールズ・オムニケイ社(本社:インド・アンドラプラデシュ州、以下、GOC社)の株式50%を取得することに合意したと発表した。これにより、味の素グループのGOC社保有株式は100%となる。GOC社は同社グループが「味の素バイオ・ファーマサービス」として運営するCDMO(開発・製造受託会社)事業で、重要な位置づけを占める低分子医薬の原薬および中間体の製造拠点。独資化することにより、同社グループのバイオ医薬品開発・製造受託のグローバル体制をさらに強化する。 CDMOのグローバル市場の規模は約1,080億米ドル(約12兆円)で、近年、製薬会社で製造の外部化が増加傾向にあり、2016年から2020年まで年率8%と高い水準の伸びが見込まれている。
スーパーホテル ミャンマーで人材養成の専門学校開校、特定技能で送り出し
山田コンサルG インドネシアの同業JACと業務提携、進出日系企業を支援
平成医療福祉グループ インドネシアにリハビリ施設 9/9から診療開始
病院や高齢者施設などを運営する平成医療福祉グループ(本部:徳島市)のインドネシア法人は、インドネシアにリハビリテーション専門のクリニックを開設する。同施設「HMWリハビリテーションクリニック」を南ジャカルタのセノパティ地区に、9月3日にオープン式典を行い、9日から診療を開始する予定。同グループとして初の海外事業となる。リハビリに特化した日系クリニックのインドネシア国内での開設は初めてとみられる。クリニックは通所型施設。延べ580㎡に診療室やリハビリスペースを備える。最新型の装着型ロボットなどを導入する予定。 日本・インドネシア両国間の経済連携協定(EPA)の枠組みで、日本の同グループ施設で働いた経験のあるインドネシア人看護師らを活用する。新クリニックの事業費は約5,000万円。新興国での医療の国際展開を支援する経済産業省の「国際ヘルスケア拠点構築促進事業」として補助を受ける。