積水化学工業はこのほど、インドグジャラート州マンダルに車輛内外装向け射出成型品の生産・販売を手掛ける合弁会社SEKISUI DLJM MOLDING PRIVATE LIMITED(以下、セキスイDLJMモールディング)の第4工場を新設すると発表した。所要投資額は約9億円で、2020年4月稼働の予定。敷地面積3万3,820㎡、工場延床面積1,660㎡。インド北西部では同社初の工場。これによりインドにおける生産能力を約20%増強し、事業拡大を図る。この事業主体は100%子会社の積水テクノ成型が担う。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
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JFEエンジ子会社 EV用100KW超急速充電器を開発
JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は8月19日、100%子会社のJFEテクノス(本社:横浜市鶴見区)が、従来品より充電時間を半減し、さらに充電能力を高めた出力100KW超の超急速充電器を開発し、2020年度上期から販売すると発表した。開発中の機種はCHAdeMO(チャデモ)2.0の最新基準に準拠した蓄電池内蔵型(最大出力100KW)の超急速充電器で、国内で販売されている充電器としては最大出力となる。 内蔵蓄電池アシストにより受電を50KW以下に抑えられるため、急速充電器の受電契約で一般的な高圧受電契約に比べて電力基本料金が約70%も安価な低圧受電契約が可能。新開発機種の実証を2019年度内に完了し、2020年度上期にCHAdeMO認証を取得、全国に販売していく。
住友化学 インド国営石油会社BPCLとPO製造技術ライセンス契約を締結
住友化学(本社:東京都中央区)は8月19日、インド国営石油会社、バーラト・ペトロリアム(本社:インド・マハラシュトラ州ムンバイ市、以下、BPCL)との間で、同社が進める石油化学プロジェクトに対するプロピレンオキサイド(PO)製造技術のライセンス契約を締結したと発表した。BPCLはインド国内4カ所の工場で合わせて日量約84万バレルの原油精製能力を保有。現在、ケララ州コチにある精油所で、POおよびポリオール生産設備の新設を含む大規模な石油化学プロジェクトを推進している。PO生産は住友化学が独自に開発した製造技術の採用を決定。生産能力は年産30万トンで、2022年の完成を目指し、今後基本および詳細設計を進めていく計画。