「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

MHIET 中国市場で発電用ディーゼルエンジン事業強化

HHIET 中国市場で発電用ディーゼルエンジン事業強化

三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET、本社:神奈川県相模原市)は、中国・上海市でディーゼルエンジンの製造・販売を手掛ける現地企業との合弁会社、上海菱重発電機有限公司(略称:SME)を通じて製造・販売機種の拡大を本格化する。
この手始めとして、SRシリーズの発電用高出力機種、2,000KWモデルの「S16R2-PTAW-C」を投入する。同モデルは、出力635kwmから1,895kwmまでの8機種を上回る2,167kwmの高出力機種で、すでに中国の発電セット販売大手から受注しており、このほど初号エンジンを出荷している。
データセンターはじめ病院・住宅向けの非常用電源など多様な分散型電源や自家発電需要まで、MHIETは中国をディーゼル発電セットの重要市場と位置付け、さらなるラインアップおよび売り上げ拡大に向け注力していく。

住友商事・豊田通商 ミャンマー港湾ターミナル事業に出資参画

住友商事・豊田通商 ミャンマー港湾ターミナル事業に出資参画

住友商事(本社:東京都千代田区)と豊田通商(本社:名古屋市中村区)は、海外交通・都市開発事業支援機構(以下、JOIN)とともに、ミャンマー・ティラワ地区港における港湾ターミナル運営事業への参画を目的に、港湾物流大手の上組が新設する現地ターミナル運営会社、THILAWA MULTIPURPOSE INTERNATIONAL TERMINAL CO.,LTD.(以下、TMIT)へ35%出資参画することを決めた。
TMITが運営するターミナルは、ティラワ地区港に日本政府の円借款によって建設された多目的ターミナル。2018年3月に上組がミャンマー港湾公社(以下、MPA)から運営権を獲得し、2018年12月に完工した。2019年2月にMPAから引渡しを受け、4月の運営開始を予定している。

JESCO ベトナムのアセント・プラザ・プロジェクト受注

JESCO ベトナムのアセント・プラザ・プロジェクト受注

JESCOホールディングス(本社:東京都新宿区)は1月30日、連結子会社のJESCO HOA BINH ENGINEERING JOINT STOCK COMPANY(以下、JHE社)は、ベトナム・ホーチミン市のアセント・プラザ・プロジェクト新築工事を受注したと発表した。
集合住宅(地下2階・地上24階)、総延床面積4万9,615㎡の電気・空調換気・給排水衛生・防火の各設備工事を担う。受注金額1,156億ベトナムドン(約5億5,800万円)。工期は2019年1月~2020年6月。

新日鉄住金エンジ 中国の舞鋼中加向けに乾式脱硫脱硝設備

新日鉄住金エンジ 中国の舞鋼中加向けに乾式脱硫脱硝設備

新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)は1月30日、中国の舞鋼中加鋼鉄有限公司(以下、舞鋼中加)向けに焼結排ガス用の乾式脱硫脱硝設備(以下、DDDS)を受注したと発表した。
中国では深刻な大気汚染対策の一環として、製鉄プロセス中の排ガス規制が加速度的に強化されており、この点、同社のこれまでの納入実績や稼働実績、コスト競争力などが評価され今回の受注に至った。

プライメタルズ 中国の楽亭製鉄からスラブ連鋳機を追加受注

プライメタルズ 中国の楽亭製鉄からスラブ連鋳機を追加受注

プライメタルズテクノロジーズは1月29日、中国の鉄鋼メーカー、楽亭製鉄から新たに2ストランド(条)式スラブ連続鋳造機1基を受注したと発表した。
この連続鋳造機は中国河北省唐山市の南東の楽亭県に建設中の高品質鋼用製鉄プラントの設備投資の一環として導入が計画されたもの。スラブの年産能力は200万㌧を誇り、危険性の高い作業は鋳造プラットフォーム用ロボット「リキロボ(LiqiRob)」によって実施される。
楽亭製鉄からは2017年にも2基のスラブ連続鋳造機を受注しており、それらは2019年中に稼働開始する。今回は3基目の受注となり、試運転は2020年2月を予定。

DeNA NetEase Gamesの日本版「永遠の七日」配信

DeNA NetEase Gamesの日本版「永遠の七日」配信

ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、以下、DeNA)は、NetEase Games(本社:中国広東省広州市)が開発するスマートフォンゲーム「永遠の七日(とわのなのか)」の、日本国内向けアプリの配信を決定した。1月28日にティザーサイトをオープンし、2月上旬に公式サイトで事前登録を開始する予定。
永遠の七日は、シナリオが分岐するマルチエンディングRPG。そのため、プレイヤーの選択や行動によって異なる物語が楽しめる。

IIJ ベトナム向けクラウドサービスをハノイに拡大

IIJ ベトナム向けクラウドサービスをハノイに拡大

インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区)は、ベトナムIT最大手FPTグループ傘下のFPTテレコン(本社:ハノイ)と共同展開しているベトナム国内向けパブリッククラウドサービス「FPT HI GIO CLOUD(エフピーティ ハイ ジオ クラウド)」で、従来のホーチミンに加えハノイに基盤サイトを拡大し、2019年2月下旬からサービスを提供開始する。これにより、顧客基盤の拡大とより幅広いニーズへの対応を目指す。

マブチモーター 中国事業の組織再編 ガバナンス強化

マブチモーター 中国事業の組織再編 ガバナンス強化

マブチモーター(本社:千葉県松戸市)は中国事業の強化を目的に、万宝至馬達(上海)有限公司の称号を変更し、新商号「万宝至馬達(上海)管理有限公司」(略称:マブチモーターチャイナ、所在地:中国・上海市)に変更すると発表した。
今後この統括会社を中心とした中国市場の拡販体制を構築するとともに、中国事業の意思決定の迅速化を図るなど事業活動の強化を推進していく。

日揮 ベトナム最大級の太陽光発電所建設完工

日揮 ベトナム最大級の太陽光発電所建設完工

日揮(JGC、横浜本社:横浜市西区)はこのほど、現地法人JGCベトナム社と共同で2018年3月、ベトナムTTC(タインタインコン)グループが過半出資するサライ電力合弁会社から受注したベトナム最大級の太陽光発電所建設案件(クロンパメガソーラープロジェクト)を同年12月に完工し、商業運転が同月より開始されたと発表した。
これに加え同社グループは、ベトナムタイニン省でTTCグループが主導する後続の太陽光発電所建設プロジェクト2案件を2018年5月および7月に相次いで受注、いずれも今春の完工を目指している。
これら3案件(プロジェクト)の発電容量の合計は約190MW(メガワット、直流)に達し、同社グループは発電容量ベースで同国最大級のメガソーラー発電所建設実績を持つことになる。

SGホールディングス タイの自社倉庫に「定温倉庫」設置

SGホールディングス タイの自社倉庫に「定温倉庫」設置

SGホールディングス(本社:京都市南区)はこのほど、グループの海外事業統括会社、SGホールディングス・グローバルPTE.LTD.のタイ現地法人、SG佐川タイは2018年12月24日、バンコク北部パトゥムターニー県バンカディ工業団地内で展開する自社倉庫内に定温保管(25℃)が可能な定温倉庫(延床面積4,186㎡)を新たに設置・稼働したと発表した。
近年タイ国内の小売市場は、スーパー・コンビニ等の近代的な小売店が増加し、海外製品の取り扱いや品質管理が求められる商材が増えてきており、定温倉庫の需要が拡大している。
SG佐川タイは、同工業団地からの安全・安心で高品質な定温物流サービスの提供を通じて、タイにおける事業領域の拡大につなげていく。