「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

王子HD 30億円投じインド・グジャラート州に段ボール工場

王子HD 30億円投じインド・グジャラート州に段ボール工場

王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は11月1日、約30億円を投じインドのグジャラート州に新たな段ボール工場を建設すると発表した。
王子グループが100%出資する現地法人「Oji India Packaging Pvt.Ltd.」が、グジャラート州サナンド工業団地内に建設する。敷地面積は約7万5000平方㍍、段ボール生産能力は月間約600万平方㍍。2020年3月稼働予定。
今回の新工場は東南アジア・インド地域における24カ所目の段ボール製造拠点となる。

協和エクシオ シンガポールの電気・設備工事会社の全株取得

協和エクシオ シンガポールの電気・設備工事会社の全株式取得

協和エクシオ(本社:東京都渋谷区)は、シンガポールで電気・総合設備工事を手掛けるレングエイクエンジニアリンググループ(本社:シンガポール、以下、LAEグループ)の全株式を取得する契約を10月31日付で締結したと発表した。
今回の株式取得に伴い、同社グループとLAEグループの技術力を融合させ、顧客基盤およびビジネスセグメント、並びに市場拡大を目指していく。

日本工営 バングラデシュ・ダッカ市に現地法人

日本工営 バングラデシュ・ダッカ市に現地法人

総合建設コンサルティングサービスの日本工営(本社:東京都千代田区)は10月30日、バングラデシュの首都ダッカ市に現地法人「Nippon Koei Bangladesh Ltd.」を9月27日付で設立したと発表した。新会社の資本金は5800万タカ(約7800万円)。
バングラデシュに対する同国のインフラ整備を対象とした日本の政府援助は大きく伸長しており、2017年度にはインドに次ぐ世界第2位の円借款供与国となっている。また、日系企業を含む外資系企業のインフラ投資も活況を呈しており、同国のマーケット拡大に伴い、同社が主幹事業とする総合技術コンサルティング需要の増大が見込まれている。

センコー3社合弁 中国「北京物流センター」稼働開始

センコー3社合弁 中国「北京物流センター」稼働開始

センコー(本社:大阪市北区)とランテック(本社:福岡市博多区)、中国の中外運空運発展股份有限公司(以下、シノトランスエア)の3社で設立した合弁会社「中外運扇拡国際冷鏈物流(上海)有限公司」(本社:中国・上海市、以下、中外運扇拡)が、中国・北京市内に冷凍・冷蔵機能を持った「北京物流センター」を11月1日から稼働させた。
同センターは北京首都国際空港から5㌔㍍に位置し、空港と北京市をつなぐ高速道路のインターチェンジから2㌔㍍と至近で、北京市全域をカバーできる好立地にある。延床面積約9000平方㍍の2階建て冷凍・冷蔵倉庫で、トラックバースには16台接車可能なドックシェルターを備え、外気温に触れることなく保管商品の荷捌きが可能だ。

阪急阪神エクスプレス インド・アーメダバードに倉庫拠点

阪急阪神エクスプレス インド・アーメダバードに倉庫拠点

阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区)のインド現地法人、阪急阪神エクスプレス(インド)は、インド西部の日系自動車メーカーが集積するグジャラート州アーメダバードにロジスティクスセンターを開設する。4月に開設した、チェンナイロジスティクスセンターに次ぐ拠点となる。
自動車メーカーへのJIT(ジャスト・イン・タイム)納入に対応するためで、今後順次取扱高を拡大し、2020年には倉庫面積を3倍に拡張する予定。

JOGMEC・JX インドネシア国営石油会社プルタミナと覚書

JOGMEC・JX インドネシア国営石油会社プルタミナと覚書

JOGMEC(独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構、本部:東京都港区)は、JX石油開発(本社:東京都千代田区、以下、JX)と共同で、インドネシア国営石油会社のPT Pertamina(Persero)(以下、プルタミナ)との間で、CO2-EOR技術の活用を含む上流事業全般を対象とした共同スタディ・共同事業検討に関する覚書を締結した。
この覚書は、JOGMECおよびJXが持つ知見・技術を活用し、プルタミナおよびその関係会社が保有するインドネシア国内の油・ガス田を対象に、将来の事業化を見据えた共同スタディを実施し、共同事業の機会を追求することを目的としたもの。

星和電機 タイ・バンコクに駐在員事務所開設

星和電機 タイ・バンコクに駐在員事務所開設

情報表示システムや産業用照明機器を手掛ける星和電機(本社:京都府城陽市)は、タイ市場における販売拡大および東南アジア諸国の市場開拓の拠点を目的として、タイ・バンコクに駐在員事務所を開設する。11月1日開設の予定。これにより現地での活動を強化し、海外事業の業容拡大を図る。

タマディック 中国法人に蘇州分公司設立 FA対応を強化

タマディック 中国法人に蘇州分公司設立 FA対応を強化

自動車分野や産業機械などの開発設計を手掛けるタマディック(本社:東京都新宿区)は10月29日、2014年1月に設立した中国現地法人「多摩機電設計(上海)有限公司」の支社として、中国江蘇省蘇州市に「多摩機電(上海)有限公司 蘇州分公司」を設立し、11月1日から営業を開始すると発表した。
中国市場では近年、国内の需要増に呼応して半導体製造工場が急増。こうした工場に欠かせないのがFA(ファクトリー・オートメーション)。こうした分野の開発設計業務を強化し、事業拡大を目指す。

美容雑貨のマジックナンバーが台湾現地法人設立

美容雑貨のマジックナンバーが台湾現地法人設立

美容雑貨の製造販売を手掛けるmagicnumber(マジックナンバー、本社:東京都品川区)はこのほど、台湾法人「磨奇克有限公司」(所在地:台湾・台北市)を設立した。
これにより日本国内で展開してきた3つの自社ブランド商品を台湾で本格的に販売開始する。これらはすべて日本国内で生産したもの。まずEC(台湾版オフィシャル ウェブショップ「Cosme Collage台湾」)を中心に展開し、順次取り扱い店舗を拡大する予定。また、台湾以外のアジア諸国についても、今後積極的に進出を進めていく。

日本触媒 インドネシア子会社でアクリル酸能力10万㌧増強

日本触媒 インドネシア子会社でアクリル酸能力10万㌧増強

日本触媒はインドネシア子会社PT.NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(所在地:インドネシア・チレゴン師、以下、NSI)のアクリル酸(AA)製造設備を、約2億米ドルを投じ、NSI敷地内に年産10万㌧増強する。これによりNSIの生産能力は、既存の年間14万㌧と合わせ計24万㌧となる。増強工事は2021年3月末完工、同年11月商業運転を開始する。NSIの2018年3月末現在の従業員数は453名。
今回の増設により、日本触媒グループのAAの年間生産能力は98万㌧(国内54万㌧、海外44万㌧)に拡大する。