昭和電工 タイのアルミ缶合弁新会社が竣工

昭和電工 タイのアルミ缶合弁新会社が竣工

昭和電工(本社:東京都港区)が、タイで合弁で進めていたアルミ缶製造工場が完成、竣工式を執り行った。同社は連結子会社の昭和アルミニウム缶(本社:東京都品川区)とともに、タイの大手飲料メーカーCarabao Group Pblic Company Ltd.(タイ・バンコク、以下、カラバオ社)とアルミ缶製造・販売会社「Asia Can Manfacturing Co.,Ltd.」(所在地:茶チューンサオ県バーンパコン郡、以下、ACM)を合弁で設立、工場建設を進めていた。
ACMの資本金は7億タイバーツで、出資比率はカラバオ社74%、昭和アルミニウム缶24%、昭和電工2%。新工場稼働後は主にカラバオ社の輸出製品用のアルミ缶を製造する。
今回のタイ新工場稼働により、ベトナム・ハナキャン社の缶生産体制と合わせ、東南アジア地域全体では30億缶の生産能力まで拡大する。