中国の四川航空が11/30から関西―西安線を新規就航
関西エアポートは、中国四川省成都市に本社を置く四川航空が関西―西安線を11月30日に新規就航し、週4便運航開始すると発表した。
今回の就航は、四川航空の関西国際空港発着路線で関西―成都に続き2路線目となる。機材仕様はエアバスA320de、座席は162席(ビジネスクラス8席、エコノミークラス154席)。
革新的鮮度維持技術で日本産生鮮品輸出プロジェクト開始
エバートロンなど産学の8法人は共同で11月2日、日本産生鮮品の輸出拡大に向けた革新的鮮度維持技術による日本産生鮮食品輸出プロジェクトを開始すると発表した。
今回、エバートロンが開発した鮮度維持の効果を食材内部にまで発揮する鮮度維持装置「Freshtron(フレッシュトロン)」、大阪大学産業科学研究所の川上茂樹准教授らが開発した食材の表面を殺菌する「超酸素水」、食材の保管環境を最適に管理する「鮮度維持袋」を駆使し、生産から消費までのバリューチェーンに適用できる革新的鮮度維持技術を開発し、このプロジェクトが実現することになった。
参画するのはエバートロン、オークラニッコーホテルマネジメント、国立大学法人大阪大学産業科学研究所、国立大学法人三重大学、JA全農(全国農業協同組合連合会)、凸版印刷、豊田通商、パナソニックアプライアンス社(50音順)の8法人。
ユーグレナ社 日本初のバイオジェット燃料製造実証プラント竣工
ユーグレナ(本社:東京都港区)は11月2日、横浜市鶴見区の京浜臨海部において、日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを10月31日に竣工したと発表した。
また、横浜市や起業などの協力のもと、SDGs(国連サミットで採択された持続可能な開発目標)の「GOAL(目標)13:気候変動に具体的な対策を」に貢献する取り組みとして、日本をバイオ燃料先進国にすることを目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)』を新たに宣言した。協力するのは横浜市のほか千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、ANAホールディングス、ひろしま自動車産学官連携推進会議。
この実証プラントは2019年春から本格稼働し、微細藻類ミドリムシ(学名:ユーグレナ)や廃食油を主原料としたバイオジェット・ディーゼル燃料の製造を開始する予定。
日本工営 バングラデシュ・ダッカ市に現地法人
総合建設コンサルティングサービスの日本工営(本社:東京都千代田区)は10月30日、バングラデシュの首都ダッカ市に現地法人「Nippon Koei Bangladesh Ltd.」を9月27日付で設立したと発表した。新会社の資本金は5800万タカ(約7800万円)。
バングラデシュに対する同国のインフラ整備を対象とした日本の政府援助は大きく伸長しており、2017年度にはインドに次ぐ世界第2位の円借款供与国となっている。また、日系企業を含む外資系企業のインフラ投資も活況を呈しており、同国のマーケット拡大に伴い、同社が主幹事業とする総合技術コンサルティング需要の増大が見込まれている。