農林水産省は10月12日、2021年産米の出来高・状況を示す作況指数(平年=100)を公表した。これによると、全国の作況指数は9月25日時点の調査で「平年並み」の100になる見通し。主食用米の作付面積は2020年産比6万3,000ヘクタール(4.6%)減の130万3,000ヘクタールで、予想収穫量は同22万4,000トン(3.1%)減の700万2,000トン。主食用米として比較可能な2008年産から2割少なく、過去最低を更新した。全国の作況が100だったのは2017年産以来4年ぶり。西日本を中心に日照不足や低温の影響を受けたものの、北海道や東北で生育が順調だった。
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コロナ病床確保の医療機関 補助金で平均6.6億円の黒字
新型コロナウイルスの治療で補助金を受けた1715の医療機関に対する厚生労働省の調査(1,290が回答)によると、通常の入院や外来診療の医業収益の減少を、コロナ病床確保に対する補助金が補い、平均収支は6.6億円の黒字だった。コロナ禍前の2019年度の平均収支2,000万円の黒字から大きく拡大した。
詳細をみると、医業収益は、新型コロナウイルスの感染拡大による受診控えで、前年度に比べ平均で3.6億円減の94.9億円だった。これに対し、医師の人件費などの費用はほぼ横ばいとなる1,000万円増の98.4億円だった。この結果、3.5億円の赤字だった。こうした状況を支えたのが、コロナ治療の病床への補助金だった。
140の国立病院でみると、コロナ患者を受け入れたのは94病院。平均10.1億円の補助金を受け取り、最終的な収支は平均で6.4億円の黒字だった。2019年度は1,000万円の黒字だった。
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岸田首相初の所信表明「成長も分配も」新しい資本主義
岸田首相は10月8日、就任後初めての所信表明演説を行い、信頼と共感を得られる政治が必要だとして、すべての閣僚が国民と車座の対話を重ね、国民のニーズに合った行政を進めているか徹底的に点検する考えを示した。
骨子は①新型コロナへの対応について、経口治療薬の年内の実用化を目指し、電子的なワクチン接種証明の積極活用などに取り組むとともに、司令塔機能の強化や、医療資源を確保するための法改正などを進める②大きな影響を受ける事業者に対し、地域や業種を限定せず、規模に応じた給付金を支給する③経済政策で、成長の果実をしっかりと分配することで、初めて次の成長が実現する。「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトに「新しい資本主義」を実現する④成長戦略で、先端科学技術の研究開発に大胆に投資を行う一方、分配戦略では賃上げを行う企業に対する税制支援を抜本的に強化する-などの方針や意向をを明らかにした。
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米メルク日本法人 コロナ飲み薬 年内に供給開始目標
米国製薬大手メルクの日本法人MSDは10月7日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」について、2021年中に日本国内への供給開始を目指していることを明らかにした。米国で実用化に必要な緊急使用許可を申請した後、日本の厚生労働省に承認申請する。承認取得後の供給に関して、政府と協議を進めているという。
この飲み薬は、コロナウイルスの増殖に必要な酵素の働きを抑える効果があると見込まれており、臨床試験(治験)では重症化リスクのある軽度から中等症の患者の入院や死亡リスクを約50%減らすことが確認されている。
メルクは2021年末までに1,000万人分を生産する計画で、米国政府とは年内に170万人分を供給する契約を結んでいる。日本にも年内に供給を始める目標を立てており、日本政府と交渉している。