中国・国慶節 観光収入4.7%減の前年割れ 個人消費停滞

中国文化観光省によると、同国の国慶節を祝う大型連休(10月1~7日)の期間中の国内旅行者数は5億1,500万人で前年同期比1.5%、新型コロナ発生前の2019年同期と比べて29.9%それぞれ減少した。また、期間中の観光収入も3,890億元(6兆6,100億円)で前年同期比4.7%、2019年同期比で40.1%それぞれ減った。大型連休でも個人消費の停滞が鮮明となった。
国慶節の直前に開業したユニバーサル・スタジオ北京(USB)がある北京市などで旅行客がにぎわいをみせた一方で、連休直前に各地で新型コロナウイルスの感染が広がり、旅行を控えた人が多く、消費を含めて伸び悩んだ。