ベトナムの飲み水は任せて イーマックスがSTと覚書
浄水器製造・販売のイーマックス(広島県海田町)は11月11日、広島県庁でベトナム南部ソクチャン省の公営企業、農村環境衛生浄化センター(ST)との間で、浄水器を納める覚書を結んだ。上水道がない農村部で、河川や雨水を飲み水にするために使われる、広島県の仲介で実現した。中国新聞が報じた。
JCVがミャンマー・マンダレーで予防接種の現場視察
NPO「世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」の使節団は11月2~8日の日程でミャンマーを訪問した。JCVは個人や民間企業から寄付を募ってポリオなどの予防ワクチンを購入し、途上国に無償提供している。使節団は中部マンダレーなどを訪れ、乳幼児の接種が行われている現場を視察した。使節団は毎年派遣されており、今年は企業スポンサー5社などから9人が参加した。JCVは1996年から毎年、ユニセフ(国際連合児童基金)と協力してミャンマーにワクチンを提供している。ユニセフでは、ミャンマーでは5歳未満の乳幼児の予防接種の体制が整っておらず、死亡率が日本の20倍超に上るとしている。NNAが報じた。
やまぐち産業振興財団とカディンが環境ビジネスで覚書
公益財団法人やまぐち産業振興財団とインドネシア商工会議所(カディン)ジャカルタ支部は11月4日、インドネシアのジャカルタで、環境分野におけるビジネス交流の促進に関する覚書を交わした。日本貿易振興機構(ジェトロ)が推し進める地域間交流支援(RIT)事業の一環。山口県内の中小企業との商談会、意見交換などを活発にすることで経済交流を後押しする。12月5日には山口県内でインドネシアでの投資に関するセミナーを開催する。2015年にはジェトロがRIT事業を採択し、秋口をめどにインドネシア企業を山口県の企業視察に招待するとともに、商談会などを実施する計画だ。NNAが報じた。
11/1・2 北ジャカルタで「ジャパン・フェスティバル」
日本・インドネシ交流イベント「ジャパン・フェスティバル・イン・インドネシアが11月1、2両日、北ジャカルタ・クラパガディンにある「ラ・ピアッザ」で開かれた。青柳陽一郎衆議院議員が実行委員長を務めた官民一体イベントで、屋内の出店ブースト屋外にある飲食ブース、メーンステージでのパフォーマンスがあり、インドネシア人から駐在する日本人まで日本の文化を楽しめるものを揃えた。
屋内ではJTBや日本政府観光局(JNTO)、地方自治体とともに箱根や日光、北海道、大阪などが観光促進のブースを出展。熊本県からはアームレスリング団体「筋肉愚連隊」などが出展。サッカー関連の「横浜フットボール映画祭・イン・ジャカルタ」も同時開催された。
メーンステージではコスプレ大会や来場者も参加できる「ラーメン早食い競争」などが開催された。また日本・インドネシアの歌手やグループの音楽ライブも開かれ、交流を深めた。爆風スランプの元メンバー、サンプラザ中野さんやパッパラパー河合さんらが出演。かつてのヒット曲「大きな玉ねぎの下で」「Runner」を一部インドネシア語に変えて披露、観光客らと一体となって会場を盛り上げた。じゃかるた新聞が報じた。