「アジア-国際交流」カテゴリーアーカイブ

ブータンの「幸せ指数」調査にJICAが全面協力

ブータンの「幸せ指数」調査にJICAが全面協力

 心の豊かさ「国民総幸福量(GNH)」を追求しているヒマラヤのブータンで、新たなGNH指数を調べるためのブータン政府の調査に、国際協力機構(JICA)が全面協力することが分かった。田中明彦JICA理事長があきらかにしたもの。

 GNHの調査は2005年と07年、10年に実施され、05年は97%が「幸せ」と回答。経済指標に表れない「幸福度」を数値化。物質的豊かさを重視する国が圧倒的に多い現代社会に一石を投じている。手法を精密化した10年は「心の健康」「健康」「教育」など9分野で約7000人の満足度を調べている。

ブータンの農業発展に尽力した功績紹介「西岡記念館」

ブータンの農業発展に尽力した功績紹介「西岡記念館」

 農業技術指導者としてヒマラヤのブータンの発展に尽力した故西岡京治氏(1933~92年)の功績を紹介する記念館が、西岡氏が活動拠点とした同国西部のパロにこのほど開館し、国際協力機構(JICA)の田中明彦理事長やブータン政府高官ら約100人が出席して式典が行われた。

 西岡氏は日本がブータンと外交関係を樹立する前の1964年、JICAの前身組織から同国へ派遣された。コメの品種改良や野菜栽培の普及、農業機械化などで献身的な活動を続け、同国の食料自給率と生産性を向上させた。

 こうした功績を称えるため、記念館はブータン農業省が中心となり、西岡氏とゆかりの深いパロの同省傘下の施設内にオープンした。西岡氏の写真や映像、ゆかりの農業機械などが展示されている。

 

インドネシアからEPAの看護師・介護士候補187人訪日

インドネシアからEPAの看護師・介護士候補187人訪日

 日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)に基づく看護師・介護福祉士受け入れ事業で、第7陣候補者187人(看護師41人、介護福祉士146人)は6月15日、在インドネシア日本大使館公邸で行われた壮行会に出席し、日本へ出発した。候補者らは愛知県で12月まで日本語能力を向上させ、その後、受け入れ施設に派遣される。じゃかるた新聞が報じた。

 壮行会では、187人の顔に日本の生活での不安と期待が入り交じる中、鹿取克章駐インドネシア大使は「国家試験の合格に向けて頑張りつつ、日本の生活もぜひ楽しんでください」と激励した。

 この事業ではインドネシアから総勢1048人の候補者を受け入れながら、合格者はわずか254人にとどまり、問題点や課題が指摘されている。 

福建省泉州市で実務者会議 日中韓の文化交流事業

福建省泉州市で実務者会議 日中韓の文化交流事業

 日本、中国、韓国の3都市が芸術文化を通じて相互理解を深める交流事業「東アジア文化都市」の推進を図る「第2回東アジア文化都市間実務者会議」が6月11日、福建省泉州市で開催された。日本からは横浜市、中国からは泉州市、韓国からは光州市が参加。3都市は今後の交流事業について意見を交わした。 

   この交流事業は日中韓の文化担当閣僚の合意を基に、今年から開催。事業期間は1年単位で、選定された3都市では当該年に様々な文化イベントが行われる。3月には光州市でイベントが開始され、横浜市からは尺八奏者の岩田卓也さんと琴奏者の伊藤江里菜さんが演奏を披露したほか、広報親善大使を務めるアイドルグループ「でんぱ組.inc」も公演を行った。横浜市では現在、7~8月に開催を予定している青少年文化交流事業の参加者を募集している。NNAが報じた。

三菱重工などバス向け情報提供システム開発

三菱重工などバス向け情報提供システム開発

 三菱重工業は6月11日、慶應義塾大学とシンガポール国立大学が設立した研究機関のKeio-NOS CUTEセンターと共同で、シンガポールのバス車内向けに、位置認識技術を活用したバス向けの情報提供システム「CITIUS(キティウス、コミュニケーション・インフラストラクチャー・オブ・トランスポート・インフォメーション・フォー・ユニバーサルサービス)」を開発したと発表した。

 バスの正確な位置情報に基づいて、運行情報や付近の店舗情報など各種の有益な情報をリアルタイムで提供する。CITIUSはGNSS(全地球航法衛星システム)を利用した精密な測位データに基づき、バスの位置をリアルタイムに認識し、次のバス停や路面の凹凸など、その場所に応じた情報を車内のデジタルディスプレーに表示する。

JBIC セコム系が運営のインドの病院に出資

JBIC セコム系が運営のインドの病院に出資

 セコム関連会社のセコム医療システム、豊田通商、インドのキルロスカグループの3社は6月5日、インドカルナータカ州の州都バンガロール市で運営する総合病院事業会社「タクシャシーラ・ホスピタル・オペレーティング(タクシャシーラ)」が国際協力銀行(JBIC)から出資を受けると発表した。出資額は6億3000万ルピー(約11億円)。日本企業の海外事業展開を資金面から支援する JBICが医療事業に出資するのは初めて。

 この事業の運営母体であるタクシャシーラは2014年3月、総合病院「サクラ・ワールド・ホスピタル」を開院。脳・神経・心臓系、消化器系の疾患を中心とした高度医療に対応する高度医療機器を持つ294床の総合病院。

EPAのベトナムからの看護・介護人材138人来日

EPAのベトナムからの看護・介護人材138人来日

 日本とベトナムの経済連携競艇(EPA)に基づくベトナム人看護師・介護福祉士の候補者の第1陣が6月6日、来日した。今回の候補者は看護師21人、介護福祉士117人の計138人。彼らは1年間の日本語研修を受け、日本語能力試験で日常的な場面の日本語を理解できる「N3」に合格している。集団研修後、全国の病院や介護施設で働きながら国家試験の合格を目指す。EPAに基づく看護・介護人材の受け入れはインドネシア、フィリピンに続き3カ国目。

 

ブータンの医療教育支援「日本式」技術普及へ

ブータンの医療教育支援「日本式」技術普及へ

 日本政府はアジアの医療人材の育成支援に乗り出す。第1弾として「幸せの国」として知られるヒマラヤ山脈の小国、ブータンで医学教育のカリキュラムを策定する。政府が推進する日本の医療技術や医療機器を海外に普及させる構想の一環で、日本式医療を身につけた人材を育てる。読売新聞が報じた。

 ブータン政府から「技術が高く、きめ細かな日本の医療を学びたい」と要望があった。両国の医師らでつくる有識者会議が内容の検討に入る。費用は政府開発援助の資金を充てる。ブータンの学生は同国が新たに設置する病院の併設施設で基礎となる看護教室で約2年間学んだ後、医師や薬剤師、理学療法士などに分かれ、約2年の専門教育を受ける。日本の専門医らがインターネットを通じて指導する。

 日本政府はブータンで策定するカリキュラムを活用してカンボジア、ラオス、ミャンマーでも医療人材を育成したい考え。

 

HISのバンドン支店内に日本情報センター開設

HISのバンドン支店内に日本情報センター開設

 日本語情報サイト「バンドン・ポータル」を運営する釜我昌武さん(31)とダニ・アナンティドさん(21)らはこのほど、西ジャワ州バンドン市にある旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)支店内に「日本情報センター・イン・バンドン(JICB)」を開設した。文化や留学情報を発信する拠点をつくり“親日家”を増やすのが狙いだ。じゃかるた新聞が報じた。

    JICBには日本のゲームやコスプレ、アニメ、ファッションなどの雑誌の最新号を用意。さらに日本への留学、日本語学校、旅行などの情報も無料で提供する。日本語学科のある大学や日本のアニメが好きなファンも多いバンドン近郊での日本関連のイベントの情報も発信する場所として活用してもらう。

    日本企業が多いジャカルタとは異なり、バンドンで日本に関する情報を入手できる場所は少ないため、そうしたニーズに応えていきたいという。JICBの開設時間は月~土曜の午前9時~午後5時。

 

経産省 ファン開拓へJリーグのアジア進出を支援

経産省 ファン開拓へJリーグのアジア進出を支援

 経済産業省は日本のポップカルチャーなどを海外に売り込むクールジャパン戦略の一環として、サッカーJリーグのアジア進出を支援する。インドネシア・ジャカルタで活動するガンバ大阪、タイ・バンコクで活動する柏レイソル、ベトナム・ホーチミンで活動する川崎フロンターレの3クラブを対象とする。これらのクラブが今夏から展開するサッカー教室などの事業に補助金を出し、関連グッズの販売促進にもつなげる。

 Jリーグは2年前から東南アジアとの結び付きを強め、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシアの6カ国のリーグと提携。今季から6カ国の選手は既存の外国人枠と別に獲得できるようにしている。現地企業のスポンサー獲得やテレビ放映など、アジアマネーを取り込むのが狙いだ。