ソフトバンクグループ(SBG)は11月11日、2025年9月中間連結決算(国際会計基準)を発表した。最終利益が前年同期比2.9倍の2兆9,240億円と中間期として過去最高となった。対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を開発した米オープンAIをはじめ、投資先の企業価値が向上したことが寄与した。
同期の投資利益は3兆9,267億円と、前年同期の2兆6,510億円から1兆円以上増加した。主因がオープンAIの企業価値向上だった。
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JR西日本 32線区 赤字267億円 山間部路線特に厳しく
JR西日本は利用者が極めて少ないローカル線の収支状況を公表した。2024年度の輸送密度(1キロあたりの1日の平均利用者数)が2,000人未満だった区間を対象に、路線ごとに2022?2024年度平均の経営状況を集計した。
赤字は19路線32線区で、赤字金額は計267.5億円に上った。人口減少などに伴い、地方のローカル線で、特に山間部を走る路線などで厳しい収支状況が続いている。昨年の赤字は17路線30線区で、赤字額の合計は約233億円だった。
営業係数でみると、100円の収入を得るために必要な費用は、芸備線の東城(所在地:広島)ー備後落合(同)が9,945円に上ったほか、姫新線の中国勝山(所在地:岡山)ー新見(同)が4,510円となった。