”浪花のモーツァルト”作曲家キダ・タローさん死去 93歳 2024年5月19日アジア, アジア-社会つなぐfujishima ”浪花のモーツァルト”の愛称で親しまれた作曲家のキダ・タローさんが5月14日、亡くなった。93歳だった。キダさんは兵庫県宝塚市出身。高校時代に音楽バンドを結成。大学を中退し、その後ピアニストや作曲家として活動。NHKのテレビ番組「バラエティ生活笑百科」のテーマソングはじめ、かに料理店、インスタントラーメンのCMソングなど親しみやすい音楽を数多く手掛けた。また関西を中心に、ざっくばらんな語り口でテレビ、ラジオ番組で幅広く活動した。
1〜3月GDP 年率マイナス2.0 マイナスは2四半期ぶり 2024年5月18日アジア-社会つなぐfujishima 内閣府が5月16日発表した2024年1〜3月国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた、2023年10〜12月と比べた実質の伸び率が年率に換算してマイナス2.0となった。GDPがマイナスになるのは2四半期ぶり。 GDPの半分以上を占める個人消費はマイナス0.7%で、4四半期連続のマイナスだった。4四半期連続の減少はリーマン・ショックに見舞われた2009年1〜3月以来で、15年ぶりとなる。輸出はマイナス5.0%、企業の設備投資もマイナス0.8%だった。一方、政府による公共投資はプラス3.1%、住宅投資はマイナス2.5%となった。
4月の訪日外国人旅行客304万人余 2カ月連続で300万人超 2024年5月18日アジア-国際交流, アジア-社会つなぐfujishima 日本政府観光局(JNTO)の推計によると、4月に日本を訪れた外国人旅行客は304万2,900人で1カ月として過去最多となった3月に続き、2カ月連続で300万人を超えた。 記録的な円安が進行していることに加え、桜(ソメイヨシノ)の開花時期にあわせて需要が高まったこと、東南アジアや中東でイスラム教の断食月、ラマダン明けにあわせて海外旅行の需要が高まったことなどがこの要因。 国・地域別にみると、韓国が66万1,200人と最も多く、次いで中国が53万3,600人、台湾が45万9,700人、米国が22万8,900人など続いている。
シンガポール新首相にウォン氏 シェンロン20年体制に幕 2024年5月17日アジア-社会つなぐfujishima シンガポールの首相が5月15日、交代した。20年間にわたり政権を運営してきたリー・シェンロン(72)が退任し、ローレンス・ウォン副首相兼財務相(51)が第4代首相に就任した。
京都・葵祭 平安の”雅”「斎王代」ら新緑の都大路を行進 2024年5月17日アジア-社会, 歴史くらぶつなぐfujishima 京都三大祭の一つ、葵祭が5月15日、京都市内で行われ、色鮮やかで”雅(みやび)”な平安装束姿のヒロイン「斎王代」ら約500人の行列が、新緑の都大路を歩いた。フタバアオイの葉で飾った武官や女官をはじめ、計40頭の牛馬などでつくる行列は全長約800mに及んだ。行列は京都御所を出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社を目指す約8kmの道のりを行進した。 葵祭は下鴨、上賀茂両神社の例祭。6世紀の欽明天皇の時代に飢饉や疫病が流行したことを受け、五穀豊穣を祈ったことが始まりとされる。
宇野昌磨が引退会見「自分を褒めたい」「未練は全くない」 2024年5月16日アジア-社会つなぐfujishima フィギュアスケートの宇野昌磨(26)が5月14日、引退会見を行い「未練は全くない。全力で毎日取り組んできた自分を褒めたい」と晴れやかに語った。今後はプロとしてアイスショーなどで活動する。「自分が全力を出して、日々楽しいと思えるプログラムをつくりたい」と決意を新たにしていた。 宇野はオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで、2大会連続でメダルを獲得したほか、世界選手権でも日本の男子で初めて2連覇するなど好成績を残した。
23年の全国の「落とし物」2,979万点, 現金228億円で最多 2024年5月16日アジア-社会つなぐfujishima 警察庁のまとめによると、2023年に全国の警察に届けられた「落とし物」の数は、前年比315万点増の2,978万7,068点となり、現在の形で統計を取り始めた1971年以降で最も多くなった。また、このうち現金は228億円4,568万8,596円に上り、過去最多となった。 落とし物で特に増えたのがワイヤレスイヤホンや携帯用扇風機など小型の電化製品。加熱式たばこ、モバイルバッテリーなども増えた。持ち主に返還された現金の落とし物は、一部前年に届けられたものも含め157億8,009万4,242円。保管期間の3カ月間に持ち主が分からず、拾った人のものなったのは32億5,330万2,497円だった。
24年度国家公務員一般職試験申込者7.9%減で過去最少に 2024年5月16日アジア-社会つなぐfujishima 人事院は5月13日、2024年度の国家公務員試験の一般職(大卒程度)の申込者が前年度比7.9%減の2万4,240人だったと発表した。現行の試験が始まった2012年度以降で最少を更新した。土木や機械など技術系で申込者数の減少が目立った。女性の割合は42.5%で過去最高だった。 なお、人事院が3月に発表した2024年度の総合職試験への申込者数は1万3,599人で、こちらも2012年度以降で過去最少だった。
養殖のり生産量 兵庫県が2年連続日本一 佐賀県を上回る 2024年5月16日アジア-社会つなぐfujishima 兵庫県によると、2023年12月から2024年5月にかけて、県内で養殖された今シーズンののりの生産量にあたる「販売数量」は12億3,385万枚で、昨シーズンを4,800枚余り下回ったが、2年連続で佐賀県を上回り、日本一となった。 2022年まで19年連続日本一を堅持していた佐賀県は、雨が少なかった影響で有明海ののりの生育が悪く、「販売数量」は9億8,000万枚余りにとどまった。この結果、今シーズンも兵庫県が佐賀県の販売数量を上回った。
24〜26年度介護保険料 全国平均で3.5%増の6,225円 2024年5月15日アジア-社会, 介護つなぐfujishima 厚生労働省は5月14日、2024〜2026年度の65歳以上の介護保険料が全国平均で2021〜2023年度比3.5%増の月6,225円になると発表した。制度が始まった2000〜2002年度と比べて2.1倍になった。介護サービスの公示価格である介護報酬がプラス改定され、費用が増えることも響いた。 介護報酬は3年に1度改定される。2024年度の介護報酬は1.69%のプラス改定で、介護職員の賃上げ分がそのうちの6割を占めた。今回保険料を引き上げた自治体は全体の45.3%、据え置いた自治体は37.2%だった。