総務省がまとめた8月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は29万7,487円と物価変動を除いた実質で前年同月比1.9%減少した。マイナスは2カ月ぶり。南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて8月上旬に発令され、夏休みにもかかわらず、旅行などを見合わせる動きが多くみられた。
「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ
8月実質賃金0.6%減 3カ月ぶりマイナス ボーナス効果剥落
神戸市 脱炭素へ使用済み食用油回収 SAFに活用の実証実験
関西の24年上半期倒産21.9%増の1,259件 3年連続更新
帝国データバンク大阪支社のまとめによると、2024年度上半期(4〜9月)の関西2府4県の倒産件数(負債額1,000万円以上)は前年同期比21.9%増の1,259件で、上半期としては3年連続で前年度を上回った。9業種すべてで件数が増え、飲食店を含むサービス業が前年同期比32.9%増の460件に上り、最多だった。不動産業も同86.4%増の41件だった。コロナ禍からの業績回復途上に、原材料価格や人件費の高騰に見舞われ、行き詰まったケースがケースが多かった。
一方、負債総額は同82.1%減の1,331億6,300万円。これは前年同期に負債額が500億円を超える大型倒産が2件あり、その反動で大幅減少したもの。
「中国 祖国になり得ない」台湾記念日で頼総統が演説
巨人の菅野 米大リーグに挑戦 4年ぶりに移籍目指す
中嶋オリックス監督退任 今季5位「責任取りたい」
里山の鳥類16種, チョウ34種が急減 絶滅危惧種に, スズメも
環境省と日本自然保護協会の調査によると、全国の里山などに生息する鳥類やチョウの個体数が、絶滅危惧種の基準に相当するペースで急速に減少していることが分かった。
106種の鳥類のうち16種の個体数が環境省のレッドリストで絶滅危惧種の基準に相当する年3.5%以上のペースで減少していた。例えばスズメは1年あたり3.6%減少していたほか、セグロセキレイが8.6%減少していた。また、チョウも103種のうち34種が年3.5%以上のペースで減っていた。例えば国チョウのオオムラサキは1年あたり10.4%、イチモンジセセリは6.9%それぞれ減少していた。
環境省によると、温暖化により生息に適していた地域が減少したり、里山やその周辺の管理が行われず、環境が変化したことが影響しているとみられる。
環境省は2003年度から住民や研究者と協力して全国およそ1,000カ所で生態系の変化を調査しており、2022年度までのデータを分析した。