古代、邪馬台国の有力な候補地とされる奈良県桜井市の纒向遺跡で6年前に見つかった板状の石は「硯(すずり)」とみられることが分かった。この石は縦およそ11cm、横およそ7cm、厚さおよそ1cmの板状に加工されたもの。ただ、その用途は不明だった。このほど國學院大学の柳田康雄客員教授の調べで、弥生時代のすずりに似ていることや、中央部がやや窪んでいることなどからすずりと判断した。当時、中国との交易には文書のやり取りが必要で、この際に使われたものと結論付けた。
纒向遺跡は3~4世紀にかけての大規模な集落跡で、女王・卑弥呼が治めた邪馬台国の有力な候補地とされている。
「歴史くらぶ」カテゴリーアーカイブ
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東寺、東大寺など京都・奈良の著名寺社 新型コロナで拝観停止に
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の対象拡大を受けて、人の接触削減のため京都、奈良の著名寺社がいずれも拝観休止を発表した。
まず京都・東寺のお堂の拝観は4月22日から当面休止となった。東寺の拝観が始まった1965年以降、休止となるのは初めてという。仁和寺も5月6日まで拝観を休止する。北野天満宮、清水寺、下鴨神社、東本願寺などは開門時間を短縮する。
奈良・東大寺大仏殿内部は4月24~5月31日まで拝観停止する。二月堂、法華堂、戒壇堂など6つのお堂も拝観停止する。斑鳩町の法隆寺、奈良市の唐招提寺は4月23日から5月6日まで拝観停止する。このほか、和歌山の高野山・金剛峰寺、壇上伽藍なども5月6日まで拝観を休止する。