「和食材のニュース」カテゴリーアーカイブ

スシロー 持ち帰りすし希望時間に受け取り

スシロー  持ち帰りすし希望時間に受け取り

回転ずし大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は、スマートフォン(スマホ)向け専用アプリのサービス内容を拡充した。持ち帰りのすしを注文して希望した時間に店で受け取れるようにしたほか、座席予約サービスの精度を高めて、従来よりもスムースに座れるようにした。回転ずしチェーンでかねて課題となっている混雑時の待ち時間の解消につなげる。
サービスの主軸となるのは、同社が無料で提供している「スシローアプリ」。3月からこのアプリで座席の予約ができる「スシパス」サービスを始め、予約アプリとして使えるようになった。このアプリに新たに「チェックイン」機能を導入した。利用者は予約した店舗の店頭に到着次第、店頭の機械にQRコードをかざして自動チェックインする。これにより予約した人が来店したかどうかを把握する。

第10回B-1グランプリ「熱血!勝浦タンタンメン船団」

第10回B-1グランプリ「熱血!勝浦タンタンメン船団」

青森県十和田市で開かれたご当地グルメのイベント、第10回「B-1グランプリ」で10月4日、来場者の割り箸による投票で、1位は「熱血!!勝浦タンタンメン船団」(千葉県勝浦市)に決まった。2位は「対馬とんちゃん部隊」(長崎県対馬市)、3位は「津ぎょうざ小学校」(津市)。2日間の来場者数は約33万4000人(主催者発表)だった。

坂ノ途中 タキイ種苗と組み高栄養価の野菜限定販売

坂ノ途中 タキイ種苗と組み高栄養価の野菜限定販売

有機・無農薬野菜販売の坂ノ途中(京都市)は、種苗大手のタキイ種苗(京都市)と組み、栄養価の高い野菜を11~12月に限定販売する。タキイの開発品種を使い、ニンジンやホウレンソウ、大根など8種ほどをセット販売する。タキイから栽培指導も受ける。高品質の野菜に関心のある主婦らの需要を取り込む。
このほか水菜やカブ、トマトピューレなどを用意。タキイが今年創業180年になることにちなみ、各月180箱を限定販売する。価格は1箱2400円(消費税別、送料480円)、申し込みは坂ノ途中のサイトで受け付ける。

コメ作況「平年並み」青森105、宮崎・鹿児島・沖縄92

コメ作況「平年並み」青森105、宮崎・鹿児島・沖縄92

農林水産省は10月2日、2015年産米の全国の作況指数(平年作=100)が9月15日時点の調査に基づき、「平年並み」の100になるとの見通しを発表した。
中国、四国、九州地方は6月以降の低温や日照不足などの影響で、ほとんどが平均を下回った。一方、北海道から近畿地方にかけてはおおむね平年並み以上となった。都道府県別の指数は青森が105と最も高く、岩手が104、北海道や宮城などが103で続いた。一方、宮崎、鹿児島、沖縄の3県が最も低い92だった。

ナス 卸価格7割高 都内店頭でも3~5割高

ナス 卸価格7割高 都内店頭でも3~5割高

ナスの卸価格が高い。東京・大田市場の卸価格は栃木県産(相対取引価格・中値)が5㌔約1850円と前年同時期より7割高い。10月は高知県産の出回りが本格化するが、出荷終盤の関東産は天候不順で出荷量が減っている。JA全農とちぎによると、9月の出荷量は前年比87%にとどまったという。このため、高知県産の出回りが本格化するまで、もうしばらくナスの高値は続きそうだ。
こうした状況を受け、都内スーパーでは栃木県産ナスが平年より3~5割高の1袋(5個)約200円で販売されている。

期間限定で余市りんごのハイボール アサヒビール

期間限定で余市りんごのハイボール アサヒビール

ニッカハイボールブランドの期間限定商品として「ニッカハイボール期間限定余市りんご」を10月20日に発売する。さわやかな香りと軽い味わいのウイスキーに、ソーダと北海道・余市産のリンゴ果汁を加えて爽快なのどごしと、すっきりした後味に仕上げた。アルコール分は7%。容量350㍉㍑。缶サイズのみで展開し、消費税抜き価格は160円。12月末まで販売する。

鶏卵値上がり 小玉にも波及 鍋物の需要期見据え

鶏卵値上がり 小玉にも波及 鍋物の需要期見据え

鶏卵相場の上昇が小さなサイズの、小玉にも波及してきた。東京地区では最も小さいSSが1カ月で22%高となり、SやMSも同14~15%上がった。おでんや鍋物向け需要を意識した業界の買いが入っている。1個当たり単価が相対的に安い小玉は扱いやすく需要が広がっている。
相場の指標となっているJA全農たまご(東京都新宿区)によると、9月29日には最小のSSが1㌔175円と、前月比6%高となった。Sは同4%高の235円、MSは同4%高の245円だった。

秋の味覚 今年は安め 国産マツタケ4割安

秋の味覚 今年は安め 国産マツタケ4割安

秋が旬の食材で安めのものが目立っている。国産マツタケは入荷量が増え、クリや柿も生育が順調だ。この夏は天候不順による不作で、スイカやメロンの高値が目立ったが、秋は比較的手ごろに旬の味覚を楽しめそうだ。
国産マツタケは旧盆後の雨と気温低下で生育がいい。東京・築地市場の卸価格は400㌘1万6200円(高値)と前年比4割安い。入荷量も2割多い。
店頭価格も平年より安めだ。西武池袋本店(東京都豊島区)では1万5000~3万円。割安感を追い風に売上高は前年比15%増えているという。大阪市内のスーパーでは岩手県産マツタケが100㌘2980円で販売されている。中国産マツタケは入荷量が前年比2割少なく卸値は1㌔7600円と高めだ。
8月の猛暑で高かったブドウも「巨峰」を中心に前年並みに下がってきた。都内のスーパーの店頭価格は柿が1個90~140円、クリは1袋(600㌘)400円。「巨峰」は1房500円が中心だ。

8月外食売上高2カ月連続増 インバウンド需要堅調

8月外食売上高2カ月連続増 インバウンド需要堅調

日本フードサービス協会(JF)がまとめた8月度の外食売上高は、前年同月比3.2%増と2カ月連続でプラスだった。猛暑だった上旬を中心に夏休み需要が堅調に推移し、客単価も同4.2%増と好調だった。業態別の売上高はファストフードが同4.1%増、インバウンド(訪日外国人)需要を取り込んでいるディナーレストランが同4.9%増だったが、パブ・居酒屋は店舗削減が響き同7.5%減だった。

コメ8月末民間在庫9%増

コメ8月末民間在庫112万㌧で9%増

農林水産省は9月29日、8月末時点のコメの民間在庫量が112万㌧で前年同期比9万㌧(9%)増えたと発表した。新米の2015年産米は13万㌧で前年同期の14年産米と比べ1万㌧少なかったが、14年産米が90万㌧で前年同期の13年産米より12万㌧多かった。