老後の不安は8割「病気・ケガ」,対策は6割が講じず

セコム(本社:東京都渋谷区)が全国の20代以上の500名(20~29歳、30~39歳、40~49歳、50~59歳、60歳以上の男女各50名)を対象に行った「老後の不安に関する意識調査」の結果、老後に8割の人が「病気・ケガ」に不安を感じているが、具体的にどのような対策をすればよいか分からない」から6割の人が対策を講じていないことなどが分かった。
要点をみると、①「老後に不安を感じる」と回答した人は8割以上。性年代別では40代女性が最も多く、92%が不安を感じている②老後に不安を感じることのトップは「病気やケガなどの健康不安」(80.4%)で、調査開始から初めて8割を超え、過去10年で最多に③約6割が「健康の維持や老後に備えた対策をしていない」が、その理由の1位は「具体的にどのような対策をすればいいか分からない」④認知症に対する不安を感じている人は、自分(54.2%)、家族・配偶者(60.2%)ともに半数を超える。
インターネットによるアンケート形式で、2021年7月9~10日実施した。