盛岡の研究家が友人から見た啄木論を刊行

盛岡の研究家が友人から見た啄木論を刊行
 岩手県盛岡市出身の歌人、石川啄木(1886~1912年)が、歌集「一握の砂」に収められた短歌で名前を詠んだ友人、小林茂雄氏(1886~1952年)の生涯をたどった「啄木の友人 小林茂雄」が刊行された。まとめたのは、国際啄木学会理事で近代文学研究家の盛岡市在住の森義真さん(59)。小林さんは啄木の1学年下で、啄木が盛岡中学校(現在の盛岡一高)時代に主宰した短歌グループ「白羊会」で一緒に活動した。作品では、小林氏の生涯をたどりながら、啄木が小林氏に宛てた手紙の解説を盛り込み、友人の視点から見た啄木論を展開している。